依存と習慣の境目が何かについて考えてみた。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
僕は過去に「禁煙」を成功して、今年で多分5年目くらいになるんですが、今は1ミリも吸いたいとは思いません。
ただ、タバコを止める瞬間というのは猛烈な離脱症状に襲われて、手足が震えて冷や汗が止まらなかったことを最近思い出しました。
ということで今回は、依存と習慣の境目が何かについて考えてみた、というお話をしたいと思います。
Index
朝起ればすぐに換気扇の前で吸っていたタバコ。
今5年前の僕を思い返して見たところ、毎日のように朝起きれば換気扇の前に行って「ぷか〜」とタバコをふかしていたことを思い出しました。
当時はそれがただのルーティーンで、習慣とか依存とかを考えたこともなく、禁煙を始めた瞬間に感じた消失感から「依存だったんだ…」と思う瞬間がありました。
ただ、離脱症状と呼ばれる身体の反応を感じた時に依存してたことを感じた僕でしたが、それを超えてからは、タバコを吸っていたはずの時間は何をしてたか分からなくなっていたという「習慣の消失」だということに気づいたんですね。
ないと何も出来ないと思うことが「依存」だと思う。
ニコチンやアルコール依存している場合の人の多くは、その瞬間「これが無いと上手くいかない」と思っていることが多いと思います。
そういうメンタルで、そういった嗜好品と付き合うことが僕は危険だと思っていて、僕はタバコの辛い離脱症状で依存を感じた経験から、アルコールに対しては「無くても大丈夫」と思いながら付き合う様になりました。(他の色んなものに対してもです)
「アルコールを飲めば調子が良くなる」という人も多いし、「飲まないとやってられない」という人もいると思うんですが、そういうことではなく「楽しいから飲む」という感覚で僕は付き合って来ました。
要するに「それに頼っている訳じゃない」ということなんですね。
ただ、先日の発信でも言いましたが、超ド級の神経質な性格の僕の場合「依存症」という言葉を知ってしまうと、「もしかしたら自分がそうかもしれない…」と永遠にソワソワして、自分があたかもそれだと思い込んでしまうことが厄介なんですよね。
ただの「習慣」でしかなかったことが、「依存かも?」と思い込んでしまった瞬間に恐怖を感じて、自分はコントロールが効かない人間なんだと落ち込んでしまう訳です。
無くても遂行出来るのであればそれは依存じゃない。
で、それを確認する作業として、僕は定期的に「依存の確認」をやっていて、特にアルコールなんかは「今すぐに止められるか?」を定期的に確認したりしています。
特に止める理由がなければ止める必要はないと思うんですが、「ちょっと度が過ぎていたな」と感じた時には、ホントに自分が止められるのかを確認して、それが「習慣」なのか「依存」なのかを確かめています。
「緊張を緩和させるためにアルコールが必要となれば、それは確実に「逃げ」になるんですが、もしそれに頼っていた瞬間があるとすれば、それを改善するには「アルコールなしで緊張を緩和する」という成功体験が必要だと思います。
なので、それが普通に出来ることが確認出来た時に初めて、その依存だと思っていたことが心情的には習慣として変わっていくんだと思います。
習慣を変えることで「依存じゃない」と気付ける可能性。
で、「習慣を消す」ということをすると、その時行っていた行動がいきなりゼロになる訳ですから、きっと誰でも最初は「もしかしたら依存していたのかも…」と、その瞬間に自分が取るべき行動を見失ってしまうと思うんですね。
ただ、僕の経験上、依存でなくそれが習慣だったとしても、まずは「習慣を変えること」には相当な時間がいると思うし、そこそこ長めのスパンで見ることになると思うんです。(タバコの時がそうでした)
無くても大丈夫なのに、無いとダメだと思い込むこの境目を僕は「依存と習慣の境目」だと思っていて、ここが曖昧になることが危険だと思うので、自分自身でコントロールすることが出来るかは皆さんも確認しておいた方がいいかと思います。
それが依存物でなくても、運動習慣とか食事習慣とか、そもそも習慣自体を変えることが難しい中で、それが依存なのか習慣なのかを見極めるには、そのクセ付いた期間に比例した時間が必要です。
無くても大丈夫だと思う瞬間があれば、その「依存していたと感じていたもの」とまた上手く付き合っていけると思うので、良くない習慣があると感じた人は「その習慣がない生活」を自分が当たり前に送ることが出来るかを確認して見てください。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。