明日死んでも良いと思って仕事をするようになって世界が変わった。
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明日死んでも良いと思って仕事をするようになって世界が変わった。

2022.05.01
2022.05.01

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

すごく難しい質問をしようと思うんですが、皆さんは「何のために生きていますか?」と言われたら何と答えますか?

僕は即答で「人の笑顔のため」と答えるんですが、実際このマインドによる変化を言語化したことがなかったので、自分の心を整理してみたいなと思いました。

ということで今回は、明日死んでも良いと思って仕事をするようになって世界が変わった、というお話をしたいと思います。

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「明日死んでも良い」は投げやりな言葉じゃない。

「明日死んでも良い」という言葉は、僕の中での本心でもあり、意気込みでもあり、すごく難しい信念の1つでもあり、決して投げやりな言葉ではないということを前提にお話します。

というのも僕、自分の人生に一切の後悔がないんです。なのでいつ終わっても良いという覚悟が出来上がってるんだと思います。

僕にはまだ、これから作っていく「家族」や「子供」がいなかったりするので、そんなお前には分からないよって言われたら何の反論も出来ませんが、基本的に「自分が良くなるために長生きしたい」と思うことはありません。

自分が死んだ後の世界(残された家族など)のことなんて考えたこともないし、一応そのために最低限の生命保険に加入したり、何だったらドナー登録(死んだ後の臓器提供)とかもしておきたいなと思っていたりします。

それくらい、今の僕は自分の人生というものに興味がないんです。

「誰かの笑顔のために生きる」が自分の人生にもたらしたこと。

そんな僕の生き方のキッカケを作ったのは19歳の頃で、(家庭の事情で色々あったので)当時の僕は自暴自棄で超悲観的なクソガキで、生きる希望を見失っていた時に「誰かの笑顔のために生きよう」という決心をしたんですね。

そこからは、自分の私利私欲のほとんどを捨てて、誰かが笑顔になるのであれば何でもします的な思考のみで突っ走って来た結果として今の僕があります。

ただ一方で、ここ数年前までの僕の規模感・世界観というのが、今の僕から見て少し狭かったように思うんですね。

その規模感・世界観を一気に広げてくれた(といったら不謹慎かもしれませんが)のが、新型コロナウイルスがやって来た瞬間でした。

「笑顔をつくりたい」と思う人の数が増えた時に転機が来た。

新型コロナウイルスが僕に色々教えてくれたということではなく、そこで強いられた人々のライフスタイルが僕に色々な変化をもたらしてくれたんですね。

というのも、それまで僕はいわば「引きこもりフリーランス」で、外に出てはいけないということが一時的なスタンダードとなり、ただの引きこもりフリーランスの生き方に「在宅ワーカー」という一般的な名前を与えられた気がしました。

僕は元からその道のプロ?ですから、外に出るな!と言われようが何のダメージもなく、何だったらいつも通りの生活を送ることが出て来たんですね。

一方で、対面を基本とした方々の生活は悪化の一方で、これまではせいぜい「自分の身近な人」だけしか笑顔を生めないと思っていた僕だったんですが、僕のクリエイターとしての技術を使えば、もっと多くの人たちにも笑顔作れるということを知りました。

その瞬間から引きこもりクリエイターの行動力は倍増し、人見知り陰キャの僕は「何か出来ることありませんか!?」と、(金銭的な面は度外視して)人の力になれることだけを自ら探して行動するようになったんです。

で、その瞬間が僕にとっての「人生の転機」だと感じています。

自分が生き残るためじゃなく、誰かが生き残るために仕事をする。

冒頭でもお話ししたんですが、僕は明日死んでも良いと思ってるし、これまで歩んで来た人生に後悔はないし、これから生きていく上では「人の笑顔を作り続けたい」と思いますが、かといって将来の目標が明確にあるわけではありません。

人の笑顔をエネルギーにして、毎日全力で生きているだけのおっさんです。

そんな感覚を投げやりに感じる人がいる一方で、これくらい楽観的で、そして相手を想うことに対して純粋でいれることが僕の1番の強みだと思っているんですね。

要するに、「自分が生き残るためじゃなく誰かが生き残るために仕事をする」というこの最強のスタンスは、お仕事をする上でホントに必要なマインドだと思うんです。

こういうことを意図的に意識して働いておられる方は沢山いると思うんですが、これをナチュラルに生きているということが僕の最強の武器なんですね。

家族が出来た、子供が出来た、そうなることで保守的になる友人を沢山見てきて、「お前もそうなるよ」って言われても言い返すことは出来ませんが、僕にとって大切なクライアントさんも家族同然の存在です。

そんな人達を守るために、笑顔を作るために、僕は(投げやりじゃない方の)明日死んでも良いという覚悟を持って、1日1日を一生懸命に生きていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer