ブレたプロモーションに振り回されるほどデザイナーの想いは軽くない。
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ブレたプロモーションに振り回されるほどデザイナーの想いは軽くない。

2022.02.27
2022.02.27

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、クライアントさんから依頼され案件で、当初予定していたプロモーションで既に制作が始まっていた内容とは大きく違ったプロモーションが別媒体で行われることを知り、クライアントさんに怒ったお話をしました。

他のデザイナーさんのことはわからないのですが、少なくとも僕は信念をブラさずに活動を続けて来たからこそ、こういった時にも忖度なしに意見してしまうわけですね。

ということで今回は、ブレたプロモーションに振り回されるほどデザイナーの想いは軽くない、というお話をしたいと思います。

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会社理念や働く人の姿を見てデザイン制作を行うということ。

基本的に「お金だけ稼げたら良いわ〜」みたいな感じでお仕事をしているクライアントさんは僕の周りにはおらず、「お客さんを満足させること」を大前提にやっておられる方としか僕はお仕事をしていません。

そんなことから、僕は相手の想いというのを(面接ではないですが)お客さんからの初依頼の時はしっかりと聞くようにしていて、そこで自分の感情とリンクした人とだけお仕事をしようという心がけを持っています。

というのも、やっぱり想いのベクトルが同じじゃないと同じ方向を向いてお仕事は出来ないと思うし、同じ熱量でないと一緒に1つのことを最後までやり遂げられないと思うからですね。

そういった気持ちを持ってお仕事に対して僕は取り組んでいるので、どうしてもクライアントさんの会社理念や、そこで働く人の姿を知った上でデザイン制作を行うということを心掛けています。

ブレたプロモーションはデザイナーの顔に泥を塗る行為。

お仕事の依頼をされる時に「今回はこういった商品のプロモーションをお願いしたくて…」といった感じでお話をいただくんですね。で、そこに対して僕が「こんな感じはどうでしょう?」といった感じでお返事をする感じで制作が進んでいきます。

先にもお話しした通り、お金のことは一旦どうでも良くて、その案件に対しての想いなんかを最初に聞いた上で、そこに共鳴出来ることが出来るか否かで僕の制作意欲(モチベーション)が上がっていくんです。

で、そんな制作をしている過程の中で「ちょっとコンセプトが変わりまして〜」といって、突然お金稼ぎだけに走ったプロモーションを提案された時に「え?話が違うじゃないっすか!」ってなるじゃないですか。

そこに至るまで、クライアントさんの想いを聞いた上で作ってきた(考えてきた)時間ってどうなるの?って思うと、表現は難しいですが失恋したような気持ちになるわけですね。

僕はクリエイターとして、クライアントさんの会社の一員として、運命共同体としてお仕事をしている中で、そういう想いはしたくないし、そこでそういうことをされると僕自身の顔に泥を塗られたようなことになるわけです。

お金を積まれるだけの案件なら僕は受けない。

お仕事に困らないといったら語弊がありますが、お仕事を選ばなければ何とか生き延びれる程度の技術力が自分自身にについてきて、僕はより一層お金を意識した案件の受け方はしなくなりました。

反対に、安くても(例え無償でも)やりたいなと思う仕事は全力で受けますし、ここだけの話、意外とそういう仕事を一生懸命やっていた方が後々お金になるようなこともあったりするんですね。そういう風に意識してお仕事と向き合ったからこそ、上手く仕事が回るようになりました。

で、結局お金の事ばかりを意識していたら、先に話した「想い」の部分でのブレがあったとしても、「お金がもらえたら良いんで…」って感じなので、そこまで怒りが生まれたりしないと思うんです。(キャンセル料とかもらえるので一石二鳥だったりするし)

ただ、そういう想いのこもっていない仕事ばかりを続けていても、僕は「信頼」は生まれないと思うので、お金を積まれるだけのような案件は受けないようにしています。(受けたとしてもパパッと終わらす)

自分の信念だけをブラさず貫くことが1番の広告につながる。

そういう意味で、僕のブランディングは「想いを込めた仕事をする」ということで、さっきも言ったように「お金になびく人」という要素が入ってしまうと、僕自身を広告する上ですごくやりづらくなってくるわけですね。

「もしかしたら裏切られるかもしれない…」みたいなイメージを持たれる原因を徹底的になくすには、「お金になびく人」というイメージを1ミリたりとも消し去ることなので、ブレない一貫性を持つことが大切なんです。

これは人としてだけではなく、お仕事としても、商品のプロモーションでもなんでも同じで、今日はこれ明日はこれでは信頼はどんどん無くなってくるし、プロモーションにも色んな部分でムラが出てくるんですね。

商品やサービスにおいては「こういう風にしたらもっと売れるかも」と、1番大切な想いの部分を消しちゃう経営者をよく見ますが、そんな浅い考えでは未来に繋がっていくサービスは生まれないと思うので、何かを変えようと思った時こそ初心を思い返してみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer