僕がデザイナー人生で1番初めに受けた案件のことを思い出した。
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僕がデザイナー人生で1番初めに受けた案件のことを思い出した。

2021.11.27
2021.11.27

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕がデザイナーを志し勉強し始めたのは約10年くらい前のこと。当時は知り合いがたったの1人もいない京都に飛び込んで、アルバイトしたお金でパソコンなんかを買い揃えてた。

そんな当時、アルバイト先の方の紹介で入った社会人サッカーチームに入ったことがキッカケで、僕のデザイナー人生が少し動き始めたことを覚えています。

ということで今回は、僕がデザイナー人生で1番初めに受けた案件のことを思い出した、というお話をしたいと思います。

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社会人サッカーチームで出会った恩人。

もう約10年も前のことなのでうろ覚えではあるんですが、僕が社会人サッカーチームに入ったことがキッカケで、今も仲良くしてもらっているんですが、そこで出会った方が、元々はカメラマン志望でデザイン系の学校卒業の方だったんです。

僕は完全独学でデザイナーになるって決めていたので、当時はそんな学校を卒業されている方に「どんなデザイン作ってんの?」って聞かれて、勉強中の僕は恥ずかしくて自分のデザインを見せることが出来なかったことを覚えています。

サッカーは月に1回やそこらしかなかったので頻繁に会うことはありませんでしたが、その方からは色んなことを教えてもらいました。

デザインの販売の仕方を教えてもらったり、デザインを勉強するための本をもらったり、(内緒だけど)高価で買えなかったデザインソフトをこっそりパソコンにダウンロードしてもらったり、僕がデザイナーになるためのサポートをしてくださって、すごくサポートしてくださっていました

そんな恩人の方から、(サッカーでは今もちょくちょく会ってるんですが)お仕事に関する連絡を最近いただき、結構な案件を振ろうとしてくださった時に、この日のことを思い出したといった感じなんですね。

デザイナー人生で初めて受けた案件。

で、この先輩が僕に対して、デザイナー人生で初めて受けた案件を振ってくださったんですが、今思えばね、すごく無謀だったなって思うんです。

でも自分の中ではすごく『悔しい経験』として残っていて、今回ふと思い出して「今のスキルであの頃に戻れたらなぁ…」みたいなことを思ったりもします。

その案件とは、今「某キャンプ映像作品」でYouTubeでそこそこバズっている作品を制作されている映画監督の方のもので、当時の会社の『会社パンフレット制作』の案件で、当時はまだまだ「ど素人」に毛も生えてないようなペーペーが太刀打ち出来る仕事じゃ無かったんです。

映画監督の方とは今も良い関係を築かさせていただいてますし、今後一緒にお仕事させてもらえるように僕は努力を続けているんですが、簡単に言えば、当時はこの案件で「相手の希望に添えず途中で終了」といった結果になったんです。

最終的には納品とまではいかなかったけどってことで、実際の報酬からは少ない金額でしたが、相手もプロなので、タダ働きはさせられないということで、数千円を手間賃として封筒に包んで渡してくださったんですね。

これが僕の初仕事であり、デザイナー人生での初報酬だったんです。(すごく悔しかった)

昔の僕を知ってる人に映る今の僕。

その当時から僕を知っている人から見れば、僕は今そこそこ頑張ってるように写ってるんじゃないかなーって思うんですよ。もちろん、まだまだこれからなんですけどね。

1番自分で成長出来たなって思う部分は、やっぱりクリエイターとしての『安定感』で、デザイナー初期の段階なんて今思えば奇跡が連発していたような状態だったと思うんです。

今よりも仕事は遅いし、出来ることも少ないし、そんな可能性の中でアイデアを絞り出す日々の中で、納品日のギリギリになっても大したものが出来てなくて、「当日に思いついたアイデアでなんとか乗り越えた…」なんて仕事は山ほどありました。

そこでお仕事をさせてもらった方には悪いんですが、今思い返せば「今ならもっと出来るよ」って思う部分はあるし、当時お仕事させてもらってた方で、今は途絶えてる方もいるので、また一緒にお仕事出来ればもっと力になれるのになと思っています。(その時は割引しますからね

忙しくさせてもらえている今、デザイナー人生に思うこと。

何を言っても「今が最高の状態」で、過去の自分なんかよりも、今の方が全然大きなことを出来るし、やっぱり今の自分に仕事を頼んでもらえた方が良いものが出来上がる訳なんですね。

でも、それは過去に僕に仕事を頼んでくださって、そして報酬を支払ってくださって来た方々がいたからこそ、今の自分が立っていられているというとなんだなって、下積みや、駆け出しの頃の自分を思い返して思ったんです。

ただ、僕が生きている限り、僕が成長し続けている限り、過去の自分よりも今の自分の方が最高の状態な限り、僕は過去に恩返しが出来る可能性が残っているんだなって思いました。

すごくしみじみした感じになったんですが、今は当時とは違う大切なクライアントさんに囲まれていて、目の前の人を守ることに必死で日々活動をしていますが、少し何かしらの形で余裕が生まれたら、昔のクライアントさんにも会いに行きたいなと思いました。

過去があるから今がある。だから成長することが出来たんだと、今までよりも過去を愛せたような感覚を感じました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer