本来の僕の働き方のスタイル。

僕は朝起きて、歯を磨き、パソコンの前に座ればそこが仕事場になる、いわゆる在宅ワーカーというスタイルでお仕事をしていて、パソコンさえ手元にあれば出勤時間０秒の超コスパの良いお仕事をしています。

昔から『通勤』と『人間関係』なんかが苦手で、パートやアルバイトを色々と経験して来た上で、やっぱり自分にはそういう「当たり前」が当たり前と思えなかったし、一生やって行くのは無理だって感じていました。

そんな僕がデザイナーになろうと思ったのは「人を笑顔にしたい」という理由だったんですが、一方でフリーランスになろうと思ったのは、そういう当たり前のことを当たり前にしたくなかったからってことが根底にあったりしたんです。

「１人で生きれる人」を目指して。

漠然と「１人で生きれる人になろう」みたいなことを目指したのは良いものの、19歳の僕が生きる意味として見つけた「人を笑顔にしたい」という気持ちを、一体どういう風に仕事に結び付けるかを考えた上で「自分は今何をしたいんだろう？」と考える日々が始まりました。

なので当時はまだ『デザイナー』なんてワードすら思い浮かんでなくて、高校時代からの（ちょっとぶっ飛んだ）クリエイティブな友人と２人で、よく将来の夢とは言えないような妄想を話していました。

紆余曲折あって、元々パソコンが好きで、暇があればずっとパソコンを触ってた僕に時代が合って来たのか、自然とクリエイティブな道が見えて来ました。

正直、これで食えるとは思っていませんでしたが、ひたすら努力して、デザイナーとしての技術を尖らせようとしていく中で、少しずつ道が切り開かれ、今僕は根底にあった「人を笑顔にしたい」と「１人で生きれる人」になっているんですね。

「家庭と仕事の両立」の難しさ。

で、話は戻るんですが、先日の発信でもお話ししたように、僕は今、ものすごい虚無感を覚えていて、その理由の１つに『目標の達成』に対しての燃え尽き症候群的なものがあると思うんです。

それが「フリーランスデザイナーとして食っていけるようになる」という目標を達成したことであって、だからと言って仕事が楽しくないというわけではなく、毎年のように忙しくなり、やりがいを感じ続けています。

ただそんな中で、どうしてもお仕事が忙しくなってくる中で、「家庭と仕事の両立」っていうのがすごく難しいことだと痛感していて、これは仕事が忙しくなって来たからこそ分かったことなんですね。

僕は今、朝から晩まで毎日仕事をやり続けていても、終わりが見えないくらいお仕事を抱えていたりするんです。そんな中で、やっぱり仕事以外のことって考えたくても考えられないんです。

いくら好きなことを仕事にしているとは言っても、やっぱり仕事は仕事なので、自分の休む時間が欲しいなって思うこともあるわけなんです。というより、そういう時間を少しでも作るために仕事を詰めて頑張ってたりします。

僕がビジネスホテルでお仕事をする理由。

僕はそうは思いたくないですが…、色んな人の意見を聞いていると、これは在宅ワーカーの宿命みたいなものらしいんですが、（表には出しませんが）家ではすごく肩身の狭い思いをしてたりするんですね。

そんな僕も「家庭に仕事を持ち込むな！」と言われて、嫌な顔をされたり、家を追い出されたりすることもあるんです。そんな時にふと、以前も発信したように「なんのために頑張ってるんだよ…」って、プツンと何かが切れた気がしたんです。

で、その結果、当たり前っちゃ当たり前なんですけど「好きな仕事のためだけに生きよう」って思っちゃったんです。だってその方が好きな仕事で沢山の人を笑顔に出来るから。

自分で言うのも何ですが、僕って結構無謀な挑戦を頑張って超えて来て今があると思ってるんですね。そんな僕が今、ビジネスホテルでお仕事をしてるんです。

冒頭でお話しした、「やっと自分だけの時間が出来た…」みたいな自由になれた感覚と、その一方で「何で僕がこんな思いをしないといけないんだ…」って、もの凄い『惨めさ』を感じています。この惨めさはデザイナーを目指したあの頃と同じような感情です。

なのでこの感情を、あの頃のように「いつか見てろよ」って反骨心に変えて、今はとにかく目の前のお仕事で大切なクライアントさんを守れるように必死に食らいついていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。