【貯金すべき】自分自信の欲望に大金をかけることはムダ【自己満足の寂しさ】
どうも、コウタです。
僕の19歳の頃、父親の仕事が破綻し両親は離婚。事業の担保であった実家を失い住む場所がなくなりました。
両親の愛情の薄れが離婚を近づけることとなり、最後の決め手は「お金」でした。
尊厳を保つためには、金は必ずしも必要ではない。
当時は何も考えていませんでしたが、今思えば僕は昔から裕福な家庭に育ったと思います。
欲しいものは何でも手に入り、小さい頃から良い食事をして、それが当たり前だと思っていた部分もありました。
そして、急に訪れた父親と弟2人の4人での約1年間の貧しい生活の中で、僕はお金の存在について考えさせられることとなりました。
4人で食費1ヶ月1万円生活
上を見ればキリはないですが、当時の僕にとってはまさにテレビの企画のような状況でした。
逆にこの経験がなければ、僕の考えは今に至らなかったかもしれません。
良い時を経験してきたからこそ、悪い時の感じ方が違い前向きに物事を考えられるようになりました。
今回は、裕福な家庭で育った僕が、貧しい生活を送ることで感じた「お金の大切さとあり方」についてお話ししたいと思います。
Index
欲望を満たすためにお金を使うのはムダ。自己満足で終わるなら貯金すべき。
- 無意味な衝動買い。
- 高級車や高級ブランド品に使う。
- ギャンブル・風俗・タバコなどに使う。
こういったことにお金は使っていませんか?
僕はこういうお金の使い方は本当にムダだと思っています。
必要なものを、必要な時に、必要な分だけ。
それ以外のお金に関しては、しっかりと貯金する方が確実に賢明です。
無意味な衝動買いは完全なムダを招く。
衝動買いをして良かったと思うことはほぼ無いと思います。
ショッピングに行ったり、旅行に行ったりしたからといって、必ず買い物をする必要はないんです。
どんな時も本当に必要なものかどうか、しっかりと計画を持って買い物を楽しむ様にしましょう。
計画性のない買い物は、すぐに使わなくなったり、ほとんどが結果としてムダを生んでしまいます。
高級車や高級ブランド品に使うお金は心が寂しくなる。
高級車や高級ブランド品がダメということでは決してありません。
モノを買う動機として見せるために買うというのがムダということです。
自己満足や自己顕示欲のために高いものを身に付けたり、高級車に乗ることは寂しいことであると思います。
人間性で人を惹きつける方が何倍も格好いい。
物で人の目を惹くのではなく、人としての自分を磨きましょう。
例外をいえば、手入れをしたりしながら長く使うという目的で、高価なものを買うというのは、建設的でムダのないお金の使い方であるとも言えます。
ギャンブル・風俗・タバコなどに使うお金は、なんの生産性もない。
人付き合いで使うならまだ問題ありませんが、出来ればもっと建設的な付き合い方をした方が良いかなと思います。
僕は3年前まで喫煙者であったので、その当時は「喫煙所での出会いも大切な仕事」とか言ってました。
ですが、禁煙した今言えることは「そんな事実は一切ない」という事です。
付き合いだからと言って、完全な娯楽・嗜好品である「ギャンブル・風俗・タバコ」で良い方向に進むというのは、別の場所でも十分に成り立つ事だと思います。
生産性を高めるお金の使い方。
生産性を高めるお金の使い方というのは、個人的には以下のようなことだと思っています。
- 人との時間を共有する為
- 初めての経験をする為
- 仕事の速度やクオリティを向上させる為
ひとつずつ見ていきましょう。
人との時間を共有する為
これは一番大切なことだと思っています。
代表的な使い方としては
- 家族や友人と旅行に行く
- 従業員とコミュニケーションを取るために食事に行く
- 人に会いに行くための交通費
人との繋がりを無くしてはいけない。
上記した不健全な使い方ではなく、感謝の気持ちやコミュニケーションの機会を作る目的としてお金を使うことは有意義だと思います。
初めての経験をする為
- 初めての場所に景色を見に行きたい
- 空を飛んでみたい
- 海の中を見てみたい
- 何かを作る体験をしてみたい
- 現地の食事を食べてみたい
海外旅行、食事、様々な体験など、自分が初めて挑戦することは良い刺激になると思います。
そんな未知との遭遇をするためにお金を使うことは、人生において大切なプロセスだと思います。
もちろん、成長のために行くひとり旅も素晴らしい経験になると思いますが、家族や友人と一緒に過ごせることもまた特別な経験になると思います。
仕事の速度やクオリティを向上させる為
設備投資は絶対に必要。
デザイナーの僕であれば性能の良いパソコンに買い換えるなど、仕事の幅を広げ時間短縮にも繋がります。他には本を買ったり、セミナーに参加したりなどもこれに入ります。
仕事は人生の大半を占めます。そんな仕事に対して自分自身が向上する為にお金をかける事は決してムダになりません。
お金があるから幸せということではないことを忘れない。
僕は貧しい生活を経験した時、毎日の献立は「もやしスープ」でした。
今では考えられない生活ではありましたが、日々生きているということを実感しながら、毎日が充実していました。
辛い時は沢山ありましたし、惨めな思いも沢山しました。
でも、そこには弟(家族)の笑顔がありました。
そんな経験をした時に、今まで自分がいかに恵まれていたかに気付きました。
純粋な笑顔のある場所に、最低限のお金の使い方で十分に幸せであるということ。
これを知った時、自分の家族や友人の大切さを、これからもずっと守っていくためにムダを省きたいと思いました。
そして、お金をある程度稼げるようになった今も、いざという時のために常に備えて置こうと思いました。
ムダと言い切ったタイトルでのスタートとなりましたが、こういう気持ちが少しでも伝われば嬉しいです。
では、今回はこれで終わります。