最後の「緊急事態宣言」発言から考える今取るべき行動。
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最後の「緊急事態宣言」発言から考える今取るべき行動。

2021.08.03
2021.08.01

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

今まさにオリンピックが盛り上がっているこの状況で、元々インドアな性格なので、中継なんかを見ながら「やっぱりオリンピックって良いなー!」と思いながらも、外に出れば「ホントにオリンピック日本でやってんの?」って思うくらいのギャップに日々違和感を感じています。

全競技が無観客での開催となり、映像で見るオリンピックと肌で感じるオリンピックとは違いますもんね。で、そんな中、また新たに緊急事態宣言が発令された今、思うことがあります。

ということで今回は、最後の「緊急事態宣言」発言から考える今取るべき行動、についてお話ししたいと思います。

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最初の緊急事態宣言ってこんな感じだったっけ?

去年の4月だったと思うんですが、初めて日本に緊急事態宣言が発令された時は「THE 緊急事態」という雰囲気が漂う中、阿部首相が必死のお願いをされているのを中継で見たのを覚えています。

是非はあると思うんですが、僕個人として、あの時、あの状況での安倍首相のメッセージには心を動かされたというか、言霊的なものを感じました。

STAY HOME」とうたって、みんなが協力しあって家の中で過ごす方法を工夫して考えて、日本だけではなく世界が団結していたように見えていたし、自宅に隔離された状況ではありましたが、普段よりも人との強い繋がりを感じれる期間だったと僕は思っています。

そして今回、また新たに緊急事態宣言が発令されましたが、あの去年の4月に出された緊急事態宣言と雰囲気って全然違うなと思って、すごく違和感を感じています。

当時は一歩も出れないという感覚だったのに…、何だろう…、宣言されたからといって特に何も変わらない、そんなムードは少し変だなと思っていてます。

コロナの全貌が分かってきて、ワクチンの接種も始まって、多少気持ちは緩まっても仕方ないと思うんですが、やって良いこととダメなことって根本では変わらないと思うんですね

「緊急事態宣言中」に無理にやる必要はない。

で、緊急事態宣言といってもお仕事は普通にあるわけで、最近では「緊急事態宣言だから」という理由で仕事が延期になったり、保留になったりすることもなくなりました。でも、これっておかしくないですか?

腐っても「緊急事態宣言 = 医療機関の切迫状態」だと僕は思っているので、今新たに感染者を増やしてしまったら、助かりにくい命を生んでしまうということだと思うので、僕らに出来ることは変わらず「不要不急の外出を減らすこと」だと思うんですね。

なのに僕は、今週とある高齢者施設にお仕事で行かないといけないわけなんです。

自分のおばあちゃんが施設にお世話になっていることもあり、こんな状況下で仕事としてでも行くのは気が引けます。施設の利用者だけの問題ではなく、そこに預けられているご家族の方のことも考えたら、その気持ちはもっと強くなります。

僕の中でそのお仕事は不要不急ではなく、人の命の危険と引き換えにまでやるべきことではないと思うんですね。だってその仕事を延期にしたからといって自殺者が出るとか絶対にないから。

そういう意味で、緊急事態宣言中に無理にやる必要はないって思うことでも、やってしまう気の緩みって絶対にあると思っていて、それってやっている(お願いしている)側の立場ってホントに無責任だと思うんです。

「コロナ感染」というワードに敏感であること。

どんな施設やお店でも、「スタッフの中からコロナ感染」となればフロア消毒を徹底的に行ったり、濃厚接触者の数によっては当面の間は営業自粛せざるを得ないとか、今でもそういった状況は変わらないと思います。

焼肉店から「食中毒が出ました!」なんかのニュースと同じように、「コロナ感染」っていうのはお店のブランド価値を下げかねないし、衛生管理(コロナ対策)を徹底的にやっていることも1つのブランディングになっている時代だと思います。

実際にコロナがスタートした直後は「コロナ対策 = 時代の先端」だったわけで、それをどこよりも早く、且つ斬新なアイデアを駆使して対策をしたお店が注目されたなんてこともありました。でもこれが、今の時代の先手であることは間違いなかったんですね。

ドレスコードではないですが、この緊急事態宣言下においては「コロナ対策のため」という理由で、こちらからお仕事を延期・保留の提案をすることって1つの礼儀でもあると思ってるんです。

そこで「大丈夫です」と相手が言うのならまだしも、こちらのコロナに対する感覚と、スケジュールの都合だけで押し通すのってすごく失礼だなと。いくら対策をしていても感染のリスクはあるので、徹底して対策をしようと思うと「延期・保留」という選択肢しかないんで。

情報への配慮を想像する大切さ。

このタイミングでもし、僕らの会社の中からコロナ感染者が出ていて、そんな中で僕らがお仕事で行った施設の中に感染者が出たとしたら、それこそ会社として大きな損害が出ると思います。

営業とか、広告とか、情報をお仕事にしている人は、今まさに起こっていることについての情報をしっかり理解して、今自分がこれからする行動によって起こりうる可能性を考えた上で、その結果が相手にどう感じさせるかを想像する必要があると思うんですね。

要は、会社のメンバーからコロナ感染者が出たと想定して、その上で仕事を予定通り行っていたと分かった時、世間からその会社はどう見られるかを想像するということです。

仕方ない状態でやむを得ず起こったことと、事前に考える余裕がある状態での選択は全然違うと思っていて、この時の損害って僕はもっと大きく見積もるべきだと思うんですね。

会社の意向によっては反発する可能性もありますが、僕はこういうことを自分から配慮出来る人間でありたいと思うし、人に対しても情報に対しても、自分がこれからする行動の未来を想像出来る人でありたいと思いました。

こんな時こそ、相手に選択を委ねるのではなく、自分から想像して相手への配慮を考えられる人であり続けるべきだと思います。もう一度、緊急事態宣言って何だったか思い出そう。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer