「物が多過ぎる人」を不幸だと思う理由。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
僕は人から「ミニマリスト」と言われることが多く、自分ではそこまでガチガチのミニマリストという程のレベルではないと思うんですが、人に比べれば物が少ない人間だそうです。
1つ意識していることと言えば、これは合理的な考え方だとは思うんですが「すぐ買えるものはストックしない」「同じものを2つ以上買わない」「使わないものは買わない」といったような感覚は常に持っています。
ということで今回は、僕が「物が多過ぎる人」を不幸だと思う理由、についてお話ししたいと思います。
僕の持ち物が極端に少ない理由。
僕が1日で絶対に使うものを思い浮かぶ限りでリストアップしてみるとすると…
パソコン、スマホ、iPad、充電器、その日の服、ランニングウェア、歯ブラシ、食事の際に使うものくらいなもんで、それ以外に使う物って、週に1回使うか使わないか程度の物なのでパッとは思い浮かばないんです。(実は皆さんもそうじゃないですか?)
“思い浮かばないってことは必ずしも必要ではないということ“なので、僕はそういうものに執着することはなく、必要なものだけをアップデートしていきます。
たくさん物がある中で、それをまんべんなく使っていくよりも、普段からよく使うものをしっかりとローテションして「使い切る → 新しいものを買う」のサイクルの方が作られた物によっても本望だと思うし、僕はそっちの方に魅力を感じるんです。
で、毎日皆さんがしている「食事」をで例えていうと、「今日食べるものって、今日買った方が美味しくないですか?」昨日買っておいた刺身とか、絶対に昨日食べた方が美味しかったはずじゃないですか。
なので僕は基本的に、ランニングの帰りにスーパーに寄って、そこで(その日にほぼ食べ切れるか翌日に使い切る程度の)新鮮な食材を買って食事を作るようにしています。食品のストックなんてほとんどしません。(だって古くなったら不味いもん)
物が多い人のほとんどは、物を管理し切れていない。
いつも思うんですが、物が多い人って全てのものを管理しきれてないですよね?
物が少ないと言われている僕ですら「あれどこ行ったけ?」と、たまに必要なものを片付けた場所を忘れて探すことがあるくらいなんですから、絶対に全てを把握出来てる訳なんかないですよね。
僕の中では「管理しきれていないもの = 忘れている(必要のないもの)」だと思うので、そういう物は気付いたら処分するようにしています。
多くの人はこの思考を「たかだか物だから」ということで処理していると思うんですが、例えば自分に子供が出来た時を想像してみて、”育てられない(管理しきれない)人数の子供を産もうと思いますか?“
いざ命の話になれば「養育費が…」「時間が…」と、めちゃくちゃ深刻に考えると思うんですが、僕はそういう意味で言えば”物も命も考え方は全く同じ”だと思っています。
飽食の時代にストックなんていらない。
で、自宅からスーパーやコンビニまでの距離って大体分かると思うんですが、この飽食の時代、大体30分以内に行ける場所に何かしら買えるところってありませんか?(地方に住んでいる人の中にはこれが当てはまらない人がいるかもしれません)
僕が住んでいる京都市では、歩いて5分〜10分圏内のところに、スーパー、コンビニ、薬局、外食チェーンが揃っていて、すごく恵まれているなと感じるんですが、こんな場所で「買いだめ(ストック)」ってする必要ありますか?
必要だと思った瞬間に、5分〜10分圏内に買いに行ける場所があるんだったら、何も自宅にストックしておく必要はないし、その都度買いに行った方がムダがないと思っているので、僕はスーパーに寄って「これあったっけ?」と迷った時は必ず「買わない」を選ぶようにしています。(だってすぐに買いに行けるもん)
物を管理しきれていない人はここで、頻繁に使わない物であっても「とりあえず今使うし買っておこう」となって、家に帰れば同じものが見つかって、結局使わない(消費されにくい)物がどんどん溜まっていくを繰り返していくんです。
物に追われる生活は時間のムダが多い。
物が沢山詰められている棚に、パズルの様に何度も組み直して片付けている人や、床に置かれた沢山の物を逐一どかして掃除機や雑巾掛けをしている人を見て、僕は(言い方は悪いですが)時間のムダだなぁと思います。
結局、管理するってそれだけ「時間」と「労力」が必要なんですね。(そのほとんどがムダな時間と労力)
「あれどこにあったっけ?」を記憶し続けていることが凄い訳じゃなく、それよりも「あれ使いたい」が直ぐ分かる場所にあった方が絶対に良いし、「あれ食べたい!」が棚の奥から出てきた古い物よりも、新しくて新鮮な物の方が絶対に良い。
物が多くなればなるほど片付けや掃除にも時間が掛かるし、賞味期限に迫られることも者の数の分増えてくる。そう考えた時に「物に追われている人」って結構いると思うんですね。
自分がよく使うと思っているものにホコリはかぶっていませんか?最近、賞味期限切れで捨てたものってありませんか?(僕は1つもありません)
それが本当によく使う物なのか改めて考えて欲しいと思うし、「エコ」が謳われるこの時代で、1番のエコは「買わない」「作らない」だと僕は思っています。
今回のお話が皆さんにとって、物の見方を改めて考えるきっかけになったら嬉しいです。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。