クォーターライフ・クライシスという言葉に出会って。
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クォーターライフ・クライシスという言葉に出会って。

2021.05.16
2021.05.16

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は今、仕事にすごくやりがいを感じていて、それと並行してどんどん大きなお仕事を任せてもらえるようになり、すごく幸せな時間を過ごさせていただいています。

そんな中ふと、(表現が難しいのですが)順風満帆に見える自分の人生に、なぜか「不安」や「焦り」を感じて、全てを投げ出したくなるような瞬間が出て来たんです。

ということで今回は、クォーターライフ・クライシスという言葉に出会って、というお話をしたいと思います。

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突然訪れた「謎の焦燥感」の正体。

コロナがやって来て、この1〜2年は本当に自分でも「よく頑張った」と褒めてあげられるくらいに、僕は急激に成長を続けて来たと思います。(今もなお続いていると思っています。)

そんな中で、順風満帆に成長を続けているのにも関わらず、冒頭でも言ったような「謎の焦燥感」が突然僕を襲って来たんですね

思い返せば昔から「燃え尽き症候群」的な感じの状態には結構なってしまうタイプで、きっと僕は行動を詰めて(まとめて)やるタイプなので、やる時とやらない時のメリハリが結構ある性格なんだと思います。

今がちょうどその、やらない時(やり抜いた時)のタイミングになっているのかなと感じていたのですが、(今の状況を考えた時に)まだまだやり抜いたと言える状況ではなく、むしろこれからもっともっと頑張っていかないといけない状況なんですね。

そんな中で、自分の心の中にある「謎の焦燥感」と闘いながら、先日お話しした「整ったメンタル」で1つ1つの仕事と向き合う必要があるので、これまでよりも仕事前の瞑想や深呼吸的なことや、メンタルを整えるための「プライベート時間」を大切にするようになりました

クォーターライフ・クライシスという言葉に出会って。

そんな中で、僕は自然とGoogleで「人生 焦り」といったようなキーワードで検索をかけていて、そこで「クォーターライフ・クライシス」という言葉に出会いました。

クォーターライフ・クライシスとは、その名の通り、”人生の4分の1を迎えた時期(20代後半〜30代前半)に訪れる幸福を感じられない喪失感のある時期のこと“を言うそうです。

このクォーターライフ・クライシスに関して、グリニッジ大学のオリバー・ロビンソンという博士が研究をされていて、「人は20代後半~30代前半の間で、次の5つのフェーズを経験していく」ということを発見されました。

  1. 仕事、恋愛、あるいはその両者において、自分がした選択のせいで、閉じ込められてしまったように感じる。いわゆる「自動操縦」状態。
  2. 「ここから抜け出さなければ」と感じ始め、思い切って飛び出せばなんとかなるのでは、という思いが募ってゆく。
  3. 仕事を辞めたり、恋愛関係を終わらせたりして、自分を閉じ込めていたと感じるものと決別する。あらゆるものから距離を置き、自分が誰であり、何をしたいのかを見つけるための「タイムアウト」状態に入る。
  4. ゆっくりと、だが着実に、人生を再建し始める。
  5. 自分の関心や目標に合致したことに、熱意をもって取り組むようになる。

こういう風に、段階を言葉として見た時に、全部がピッタリと合うというわけではないのですが、妙に説得力を感じて衝撃を受けました。(今僕はフェーズ3のような状態にいるのかもしれません。)

客観的に見て、人生はめちゃくちゃ上手くいっているのにも関わらず、何故か満足感を得られていなくて、そんなモヤモヤを少しでも取り払いたくて、自分自身を変えたくて(新しい自分を見つけてみたくて)、これまでの自分にはない一面を求めて行動するようになりました

圧倒的な自信とクォーターライフ・クライシスの狭間で。

で、このクォーターライフ・クライシスについて調べてみたところ、言葉はメジャーではなくても、きっと皆んなが通って来たことなんだろうと感じました。

ある方の記事を読んだ時に見た表現で、クォーターライフ・クライシスのことを「人生の成長痛」という表現で書いてあって、これが結構ピッタリな表現だなと感心しました。

要するに、成長期には反抗期が(大体の場合)付き物で、今目の前に起きていることに反抗したくなるような症状が出る時期なんだろうと思いました。

僕はどちらかといえば、ここ1〜2年で経験した自分の成長にも自信があって、基本的に仕事では満たされているし、誰かに劣等感を感じるということも一切ありません。

ただ、そんな自信を持っている上でやって来たクォーターライフ・クライシスによって、正直自分でもよく分からないような感情になっていて、そんな自分と向き合うために「自分だけの時間」をすごく大切にするようになったんだと思います。(そっとしといて的な。)

1つ心の救いというのは、今自分の心がモヤモヤとしている状態ではあるんですが、このクォーターライフ・クライシスが訪れやすい人の特徴として「意識の高い人(向上心のある人)」が上げられていて、自分が前に進みたい、成長したいと思えている事実を改めて確認することが出来たことでした。

心の成長期を言葉として理解して。

今回、僕がこういうことを書いたのには理由があって、僕自身がクォーターライフ・クライシスという言葉に出会って、それを調べた時に、自分以外にも同じような感覚を持って不安や迷いに駆られている人たちがいることに勇気をもらったからです

こういう状況に陥った時に必要なのは、「自分だけじゃないんだ」というメッセージで、その事実にどれだけ心が救われるかは経験者しか分からないと思います。

そして、言葉としてクォーターライフ・クライシスは人生の4分の1を迎えた時期にやってくる心の成長期のようなもので、多くの人が通り、乗り越えた先には新しい自分が待っている、いずれ解消する時期的なものだということは1つの安心に変わりました。

現実から逃げたいと思うような感覚はもちろんありますが、ここで如何に自分自身と向き合えるかで、未来の自分が変わって来ると思うので、しっかりと成長に繋がるための行動を選んでいけたらと思います。

なので今は、少し「そっとしておいてほしい変な時期」だと、皆さんには楽観的に考えてもらえたら助かりますので、普通に生きていても変な僕が、またさらに少し変になりやがったと思って、温かく見守ってやってもらえたら嬉しいです。(悩みもがきながら頑張ります!)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer