僕がクライアントさんからの委託料の減額要請に即答する理由。
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僕がクライアントさんからの委託料の減額要請に即答する理由。

2021.04.22
2021.04.22

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

まだまだコロナの影響は大きく、2021年の4月末現在では再び「緊急事態宣言」が僕の住んでいる京都でも発令されようとしています。

そんな中で、飲食店を中心に、僕のクライアントさんの中にも苦しい状況の方も沢山いらっしゃいます。

で、先日そんなクライアントさんから「委託料の減額をお願い出来ませんか?」と連絡をいただき、即答で「了解です!」と答えました

ということで今回は、僕がクライアントさんからの委託料の減額要請に即答する理由について、お話ししたいと思います。

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委託料減額をした時の表面的な損害。

例えば業務委託料を「月額3万円」で受けていたとして、この収入を年間に直すと「36万円」になり、それを半額まで減額した場合、年間の損失は実質「18万円」になります。

僕は昨年コロナがやって来た時に、こういったことをクライアントさんの状況を見ながら客観的に判断し、クライアントさんからのヘルプがなくとも、減額の提案などを自分から行動に移すことを続けて来ました

減額した場合の損害額は僕にとってもかなり大きなことですが、「まずはみんなでこの危機を乗り越えないといけない」という思いの元、自分が出来ることに精一杯だったんですね。

不幸中の幸いですが、僕の取り組みが影響しているのかは分からないのですが、まだ現段階で僕の担当させていただいているクライアントさんの中には、「コロナによる経営悪化」が原因で倒れた方は1人もいらっしゃいません。

委託料の減額を「損失」と見るのか?

ここで多くの人が3万円の月額を半額に減額した時の、年間18万円という収入の減少を「損失」と見ると思うんですが、僕は一切そんなことは思っていません

そもそもここで「了解です!」と気持ちよく返事せずに、「それはちょっと…」と渋ったり、断ったりしていたとしたら、もしかしたらクライアントさんから契約解除を言われていたかもしれません。

そんな未来を迎えることよりも、思い切って減額申請を承諾して、この状況を一緒に乗り越えた上で、お客さんとの接点を持ち続ける方が僕は大切だと感じれるようになれたんですね。

それは、ここ1年を見るのか、これから先何十年を見るのかで「損失」という考え方が大きく変わってくると思います。

要するに、僕が仕事用のパソコンを18万円で買うことが「損失」と見るのか、「未来への投資」と見るのかの違いということで、このご時世、こういう感覚を持てるか否かで未来は大きく変わってくると思います。

減額したその15000円の価値は同じなのか?

別に意図的にそれを行っている訳ではない上で、少し腹黒い感じの話をすれば、貯金が5万円の時に貸してと言われる1万円と、貯金が1000万円の時に貸して言われる1万円って、なんとなく価値が違うように感じませんか?

そこには少なからず、その時々の「余裕」って部分は関係していて、それは反対に言えば、借りる側も全く同じことが言えるんですね。

要するに、自分に余裕がない時に減額された15000円と、余裕がある時に減額された15000円とでは、15000円の価値に差を感じるということです。

大変であれば大変な時こそ、ここでの減額の重みは通常よりも重いものに感じるので、ここでのお金の価値を見誤らない方が良いと思うんです。

きっとその献身的な行動は、コロナが落ち着いた未来に、クライアントさんとのより強い繋がりとして残っていくと思うので、僕はここでの減額に関して、これまでたった1度も「損失」としてみていないんです。

自分が笑顔になるためだけの仕事は破綻する。

僕がお仕事をする上で普段から心がけている「お客さんを笑顔にする」という気持ちは、こういう行動と全く同じで、「自分だけが笑っている仕事」はいずれ破綻するんですね

要するに、こういう行動を「損失」だと見る多くの人は、「お客さんが倒れたら自分も倒れる」という感覚をもっとしっかりと持った方が良いということです。

どんな仕事でも「まずはお客さんを笑顔にすること」、そして、その笑顔から自分も笑顔をもらうことを心掛けた「想いのこもった仕事」をしてさえすれば、自然と今回のような行動に繋がると思います。

きっとそういう感覚でお仕事を徹底されていた人たちの多くは、この大変な状況の中であるコロナ禍でも、たくましく生き残れているんじゃないかなと思いました。

とりあえずこの大変な状況をみんなで協力して乗り切って、コロナが落ち着いたらまた皆んなで立て直していけたらと思うので、まずはこれまで築いて来た繋がりを1番に大切にしていけたらと思います

未来はまだまだ分かりませんが、ここでの「損失」を「未来への投資」として考えることが将来的に生き残るヒントかなと僕は思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer