下積みに時代にデザインの仕事をもらっていたクライアントと8年ぶりに再会して。
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下積みに時代にデザインの仕事をもらっていたクライアントと8年ぶりに再会して。

2021.04.21
2021.04.21

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕がお仕事で大切にしていることの1つに「お客様満足度」というのがあって、これは「価格」における「クオリティ」と「人間性」のバランスで決まるものだと思っています。

先日、とあるクライアントさんとの打ち合わせに行って来たのですが、実はその方にお会いするのは8年ぶりで、打ち合わせの時のやりとりの中に、僕の信じた8年間があった気がしました。

ということで今回は、下積みに時代にデザインの仕事をもらっていたクライアントと8年ぶりに再会して、というお話をしたいと思います。

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クライアントさんとの8年前の出会い。

そのクライアントさんは、僕がフリーランス(個人事業主)としてクリエイター活動をするようになる前の下積み時代に紹介してもらって、いわば僕のプロになるまでの練習のような形でお仕事をさせていただいていました。

ただ、僕の中では練習させてもらっている感覚とはいえども、そのクライアントさんからすればそれは知ったこっちゃなくて、僕は「プロ」という前提のもとで、しっかりとしたお仕事として受けさせてもらっていました。

下積み時代においては、家族や身近な知り合い以外の関係のクライアントさんって実はめちゃくちゃ少なくて、僕にとって「デザイナーとしての仕事」を感じさせてくださっていた貴重な存在だったんです。

なぜまた僕を選んでもらえたのか。

打ち合わせの中でお話ししていたんですが、当時、僕が受けていたお仕事の料金が、今では考えられないほど安く(今の5分の1以下の金額)、自分でも驚きました。

ただ、当時のデザインを久しぶりに自分でも見たのですが、まだ現在も現役で使ってもらえるクオリティのデザインに、当時は自分で自分に自信がなく、自分の仕事を認められなかった部分はあったんですが、今の僕が見てもそれなりに努力は実を結んでいたんだと少し感心しました。

で、8年という時間が空いていたことはあったのですが、その間は特にお願いする仕事がなかったようで、クライアントさんの事業拡大のタイミングに応じて、久しぶりにデザインが必要な状況になったので、僕に声を掛けてくださった形でした。

その時「なぜ僕を選んだのか?」というようなことをお話ししてくださったんですが、「価格の割に良い仕事をしてくれた印象があったから」ということがずっと残っていて、その当時から、次に何か頼む時も僕に依頼することを決めてくださっていたようでした。

8年前も、そこまで多くのお仕事をさせてもらっていたというわけではないのですが、8年間そういう思いを持ってくださっていたことを本当に嬉しく感じました。

クライアントさんから言われた嬉しい言葉。

今回はホームページ制作のご依頼ということでお伺いしたのですが、僕が現在までにやらせていただ制作実績を見てくださった中で、「周囲の同業者の方のホームページなどと見比べてクオリティに差を感じた」ということで僕に正式な依頼をしてくださいました。

そんな中、クライアントさんから「このクオリティの仕事がまだ世間に見つかっていないだけで、見つかったら頼まれて当たり前だよ」という嬉しい言葉を言っていただき、フリーランスという不明確な未来が、少し明るく感じることが出来ました。

忙しくなるにつれて「仕事を選ばなければならない状況」になって来たと最近よく言うのですが、自分自身に「それで良いんだ」と言い聞かせている反面、自分のそういう考え方や、作品のクオリティに対する見え方に、ただ自惚れているだけじゃないのかと不安を感じる部分があったので、僕にとってこの言葉は勇気に変わりました。

久しぶりに8年の時間を感じて。

なかなか下積み時代の自分と向き合う機会はないのですが、今回はクライアントさんを通じて8年前の自分に出会えた気がしました。

当時は右も左も、なんだったらデザインのことも分かっていないような状況の中で「デザイナーになる!」と、根拠があるのかないのか分からない自信を掲げて活動していましたが、その頃から比べれば、自分自身の大きな成長を感じました。

それと同時に、初心は一切ブレていないことを感じたし、冒頭でもお話しした、その時期における「お客様満足度」を、「価格」における「クオリティ」と「人間性」のバランスでコントロールしていたんだと思いました

そんな当時と変わらない想いのまま進んできて、そして毎年少しずつステップアップしていっているという事実がある中で、これからもこのまま突き進んでいけば良いんだという道標を改めて確認することが出来ました。

いつまでも「福井さんに仕事を頼もう」と思ってもらえるように、1つ1つの仕事に想いを込め、クライアントさんとの関係を長く大切にしていけたらと思います

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer