クリエイターの営業における「興味」の大切さ。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
大人でも子供でも、よく「勉強が苦手だ」という人がいると思うんですが、僕はそれはほとんどの割合で「教える側の能力不足」だと思っています。
なので、自分が「勉強が出来ない人」といった感じの言い方をしてる人なんかを見ると、「いい先生に出会えなかったんだろうな」と感じてしまうんですね。
僕は営業職を数年やってきて、短期間ではありましたがそこそこの結果を残してきた自負がある中で、こういう感覚って、何かしらの営業をする時の感覚に似てるなと思いました。
ということで今回は、クリエイターの営業における「興味」の大切さについてお話ししたいと思います。
勉強に興味を持てないのは「教える人の能力不足」
僕は昔から勉強が嫌いで、好きなこと以外を頑張るということが無理な人間で、これまでの人生で嫌な勉強を一生懸命やるというとはして来ませんでした。
ただ、そんな中でも「教え方の上手い人」っていうのはいて、全く同じ内容の嫌いなことでも、教える人が変われば興味を持てたりするんですね。
自己発信が無限のように増えてくる中でのYouTubeなんかは特にそうで、僕らは情報を知る時に「何を知りたいか」ということではなく「誰から知りたいか」ということでチャンネルを選んでいると思います。
これは完全に「興味」という感情を、相手に持ってもらえるかどうかが大切だということで、冒頭でも言った通り、営業トークなんかをする時に、相手に興味を抱かせて、こちらに有利になるようにする感覚に似てるなと思っています。
まずはこっちを向かせる。
勉強が苦手な人に対して、「だから何回言ったら分かるんだ」と、頭ごなしに無意味な反復練習を強要することに僕は全く意味を見出すことが出来ません。
僕だったら「この勉強をすればこんなことが出来るんだよ」といった感じで、「勉強の先にある未来を想像させること」をまずは最優先に考えて教えると思います。
たとえ苦手な勉強だって「勉強の先にある未来」を想像して、自分がワクワク出来たり、楽しいと思えるようになれば、きっと自発的な行動が生まれると思うんですね。
なので僕は、何かを教えたり、何かを紹介する時には「まずはこっちを向かせる工夫」というのをすごく大切にしていて、僕が出来ることといえば、それは「日々の継続」だったりするんです。
毎日の継続を通じて「連想させる」ということ。
例えばダイエットを勧めるとして、僕が、毎日プロテインを飲んでいたり、毎日ランニングやバーピージャンプを続けていることに対して、相手に興味を持ってもらうために必要なのは「それをすることによって得られる結果」だと思うんですね。
ほとんどの人の場合は「結果の見えないことに挑戦しない」という保守的な考えだと思うんですが、そこで「自分もやってみよう」と思わせるのって、1番手っ取り早いのは「結果」なんです。
そこで僕が出来るのは、日々の食生活の公開を含め、毎日プロテインを飲み、ランニングやバーピージャンプをすることによって得られる体型を見せてダイエットの可能性を証明することなんですね。
実は多くの「教える人の能力不足」は、ここの作業をすっ飛ばしていて、自分が何も苦労していないのにダイエットの理屈をただただ語っているだけなんです。
お腹の出ている人のいうダイエットの話に興味が湧かないように、「行動で示さない人」の話にはなんの興味も湧かないんですね。
自分の仕事に興味を持ってもらうために。
話を戻すんですが、ほとんどの場合「クリエイターの仕事」っていうと、一般の方からすれば、一応「WEBデザイナー」「グラフィックデザイナー」とか、名前はちょろっと知っているけど、具体的にどんなことをしている人かは分からないんです。
そんな状態の人が「クリエイターに仕事を頼もう!」とはならないんですね。
それは、そもそも「何を頼めば良いのか想像も出来ないから」で、スーパーやコンビニのように分かりやすく商品が並んでいるわけでもないので、まずは1つ1つの商品を丁寧に説明しながら並べていく必要があるんです。
そこで少しでも立ち止まって見てもらうために出来ることが「興味を持ってもらう」ということで、僕はそれを可能にするのが「メイキング」だと思っています。
僕のインスタのストーリーで「デザインが出来るまでの作業動画」をアップした時に、反響がいつもより多いというところにヒントがあると思います。
自分の話に耳を傾けてもらうために「こっちを向いてください!」と手を叩いて呼ぶことを考えるよりも、「相手が自然にこっちを見てしまう工夫」を一度考えてみてください。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。