僕がヘアカラーを「シルバー」にする理由。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
僕は自分が濃い顔ということもあって、薄くて爽やかな顔に憧れる、ないものねだりの人生を歩んできました。
その中でも「ヘアカラー」に関しては、自分で何とか出来る要素の1つだと感じたので、明るくて人と違う個性のある色、ということで20歳くらいの頃から「シルバーヘアー」に憧れていました。
(今もなんですが)当時は自由に使えるお金もなくて、ただの夢でしかなかった「シルバーヘアー」は僕の人生の中での1つの憧れというテーマとなっているといっても過言ではありません。
ということで今回は、僕がヘアカラーを「シルバー」にする理由についてお話ししたいと思います。
僕が気持ちの上がるヘアカラーは「シルバー」
学生時代は「髪の毛が太くチリチリ」で、タワシとかスチールウールなんて言われることもあったりで、それがコンプレックスとなり、ストレートに憧れ抱いて、高校を卒業してから「縮毛矯正」なんかをしたりもしました。(1回だけ)
そんな爽やかな髪の毛に憧れて、初めて「シルバーヘアー」に挑戦したのは確か24歳くらいの頃で、今もお世話になっている美容師さんに相談したところ「市販のブリーチで出来るだけ明るくしてから来て」と言われ、家で何回かブリーチをしてから美容室に行ったのが懐かしいです。(当時はお金がなかったので、それが美容師さんの気遣いだったんですね。)
今も昔も、僕が美容に使えるお金が基本的に少ないので、そんな限られた予算の中で、色んな方に僕の髪の毛を触ってもらいましたが、僕が理想とする「シルバーヘアー」になることはなく、自分の中で諦めていたんです。
そんな中で最近、お仕事で「カラー講座のモニター」をやらせてもらった時に、カラー心理学の授業があって、その中で僕が直感的に選んだ色が白・黒・グレーというモノクロの配色だったんですね。
これを見て先生から「福井さんはどこかに黄色を取り入れた方がいい」とアドバイスを受けたので、真っ黒だった髪の毛を明るくしようと、ちょうどタイムリーに従姉妹が美容室をオープンさせたのもあり、もう1度シルバーヘアーを目指してみようと思ったんです。
圧倒的に染まりにくい厄介な僕の髪の毛。
で、シルバーヘアーを断念する大きな理由の1つとして、僕の髪の毛が圧倒的に染まりにくい髪質だということです。
僕は何度ブリーチをしても、市販されているブリーチのパッケージに描いてるような黄色っぽい色にはならずにオレンジ色になり、またこのオレンジがなかなか抜けないんですね。
で、素人なんでよく分からないんですが、無理に黄色くしようとして無理にブリーチを何度もやっていると、やっぱり毛が痛みすぎて、最終的には髪の毛が溶けてなくなっちゃうみたいなんです。
そうならないように、美容室でブリーチをしてもらうとなったら、僕の場合は人より多くカラーが必要ということなので、リアルに結構な費用が掛かってくるので、それこそシルバーヘアーを維持しようとすると破産してしまうんですね。
聞くと、僕の髪の毛とシルバーヘアーは相当相性が悪いらしく、そういうこともあって僕はシルバーヘアーに強い憧れを持ってるんだと思います。(ないものねだりですね)
僕が今回カラーモデルをお願いした理由。
そんな感じで、シルバーヘアーに対する執着を持っていたところ、偶然知人から「カラーモデルやらせて」とお話をいただいたので、即答でお願いすることにしました。
というのも、オープン後に経営不調だった従姉妹の美容室に、少しでも売り上げになればと結構通っていたんですが、まぁ色々あるんですが、早々に臨時休業となり、少しその時の対応に「不義理」を感じていたんですね。
僕はやっぱり「頑張っている人」を応援したいし、そういう人が輝くべきだと思っています。
その中で、僕が希望を伝えた時から何度もヒアリングを重ねて、無数にあるメーカーのカラー剤を僕の髪の毛に合わせて調合したりの報告を受けたりする中で、知人の美容に関する情熱、姿勢、そして責任感に心を動かされました。
そんな姿勢に、いくら家族が美容師であっても、それが中途半端なら、家族だからという理由だけで、僕はそこにお金を使うべきじゃないと思ったんですね。
僕が思う「プロフェッショナル」とは。
当日、僕の仕事の都合や、僕の住む場所からお店の場所までの距離のこともあって、だいぶ夜遅くになってしまったんですが、そこから深夜に渡ってカラーモデルは続きました。
途中、僕の染まりにくい髪質のせいで思ったより色が明るくならなかった時、時間も時間だったのと、知人からもなんとなく疲労は感じていたので「また次余裕がある時にやればいいし今日はこのままでいこう」と僕は言ったんです。
ですが、そこで「もう1回ブリーチさせて」と知人から意地を見せられて、僕には断る理由もないので追加でやってもらうことになりました。
その結果、今回、僕の髪の毛は「過去最高の仕上がり」になるわけですが、あの時「もう1回ブリーチさせて」と意地を見せた、手を抜かない姿勢がなかったらそうはならなかったと思います。
結局、どんな仕事において最も大切なことは、諦めず最後まで手を抜かない姿勢で、その事実さえあれば、僕は結果自体はどう転んだっていいんじゃないかとまで思っています。
今回、僕は知人の意地を目の当たりにして、その「想いが形として結果に出た」それだけなんだと思いました。
ヘアカラーは専門外のことなので詳しくは分からないのですが、ヒアリング時から当日に至るまでの美容に対する姿勢はまさにプロフェッショナルで、想いのこもった仕事に魅せられて、僕もすごく良い刺激をもらいました。
プロなので、技術はあって当たり前です。
ただ、その技術磨く上で「それにかける想い」っていうのは、作品から滲み出るプラスアルファの要素としてすごく大切なものだと思うので、そんな「想い」を作品から感じ取ってもらえるように、僕も努力を続けたいなと思いました。
そしてこの世界が、こういう「想いのある人が勝つ世界」であることを祈っています。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。