「大したお話ではないのですが」と、電話を掛けてくる人に伝えたいこと。
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「大したお話ではないのですが」と、電話を掛けてくる人に伝えたいこと。

2021.02.15
2021.02.15

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

今回の内容は決して愚痴ではないのですが、 僕は昔から「電話を掛けること」に関してすごく慎重派で、お仕事をする中でも、クライアントさんにこちらから電話を掛けることはほとんどありません

普段から僕の発信を見てくださっている皆さんはお気づきだと思いますが、電話って「人の時間を拘束する行為」なんですね。

そんな人の時間を拘束する電話を、自分のタイミングでやってしまうことで、多くの損失を生んでること気付かずにいる人がいたりします。

ということで今回は、「大したお話ではないのですが」と、電話を掛けてくる人に伝えたいことをお話ししたいと思います。

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今回の発信をしようと思ったキッカケ。

先日、クライアントさんからの連絡で「お疲れ様です!今、お電話できますか?」的なメッセージが入ったんですね。

で、僕は基本的に、突然電話を要求して来るクライアントさんとはあまりお仕事をしていないので、「電話 = 緊急連絡」みたいな感覚になってるわけです。

例えば、突然ホームページがシャットダウンしてしまって見れなくなったり、自社で使っているメールが上手く送受信出来なくなったり、会社の機能がストップしてしまうようなトラブルに見舞われた時に電話が掛かってくることが多いんです。

そういうことから、僕は「どうしたんだろう?何かトラブルがあったのかな?」と、クライアントさんからのメッセージに「大丈夫です!」と答え、電話を受けたんですが…。

「お疲れ様です!大したお話ではないのですがー…」と前置きされて始まったお話は、本当に大したことではなかったんです。

この話にはまだ少し裏があった。

突然電話を要求して来たクライアントさんは、実はその方自体は”仲介的な役割の方”で、要するに上司のメッセージを僕に伝えているといった形なんです。

それに加えて、上司の方、仲介してくれてる方含め、全員を交えて事前に打ち合わせ等もやっていて、なんだったら”そのプロジェクトに対して3人でグループLINEも作った状態“だったんです。

なので今回、電話で僕が話した内容を、仲介の方がまた上司に伝え、その上司の返事をまた仲介の人が聞いて僕に伝えてと、ひどい二度手間が起こってしまうわけですね。

そこで思うのが「なんのためのグループLINEなのか?」ということだったので、僕は「せっかく3人の入っているグループLINEがあるので、今後はそちらで情報共有していただけますか?」とお伝えさせていただきました。

で、ここだけ聞くと「お前一発目からクライアントに厳しすぎだろ!」みたいに思われるので、僕の名誉のためにもお伝えしておきますが、この担当の方にこれを伝えたのは3回目以上あった後のお話です。

なぜ電話は「人の時間を拘束する行為」なのか。

で、そもそも何故僕がここまで電話に慎重かというと、例えば、メールやLINEでの連絡だと「自分の好きな時間に見れて、自分の好きな時間読める」という利点がありますが、電話にはそれがありません

電話を掛けるということは、双方が同じ時間に、同じだけの時間を拘束される必要があるわけです

ここで勘違いしてはいけないのが「電話 = 悪」ということではなく、双方の意見が合致した上で、電話するに値する内容であれば、リアルタイムで会話ができる電話はとても便利なツールなんですね。

ただ今回の場合は、大したお話ではないのですがと前置きをするように、そもそも「電話で伝えるような話ではない」ということと、「仲介をする効率が悪い」というこもあり、メールやLINEでメッセージを投げれば済むことだったので、今回に限っては「電話 = 悪」となったわけです。

結局その後どうなったか。

で、結局「グループLINEで情報共有していただけますか?」と伝えた結果、電話が終わってすぐに、電話で伝えられた要件を再度送ってくださったんですが、たった2行か3行ほどで全ての連絡事項は終わっていました。

この2行か3行ほどで終わる連絡事項に対して、僕は「了解です!」と、ひと言返事して全てが終わったんですね。

本当にそのレベルで「上司 → 仲介者 → 僕 → 仲介者 → 上司」という、ものすごく時間のかかる流れを、ものの1分で終わらせることが出来るんですね。

僕には現在、多くの依頼が来ていて、お待たせしている方もいらっしゃったり、お仕事がパンクしている状態で、そんな不要な個人の都合に時間を割いてられないわけなんです

決して、自分を高く見積もっている訳ではないのですが、やっぱりこの「時間」というのはお金よりも有限なことだと思うので、ここの価値観を同じ基準で考えてくださる方とお仕事をしないと、今の僕の状況下では、僕の他のクライアントさんにも迷惑がかかってきます。

もちろん、電話や時間に対する価値観は人それぞれなんですが、「人とリアルタイムで時間を共有するということ」に関しては、もう少し相手の状況を考えて行動することが大切だなと、僕自身も改めて思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer