コロナで経営縮小した飲食店のクライアントさんから請求額と違う入金があった。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(2020年10月現在)を突破しました。
先日、僕の住む京都にある「清水寺」で発表された、今年の漢字は「密」でした。
このことから分かるように、2020年は新型コロナウィルスによるパンデミックで、オリンピックの延期など、歴史に刻まれる1年になりました。
僕は、中国の武漢でのニュースを初めてYouTubeで見た1月頃から「これはただ事じゃない」と、家族のために最低限必要な消毒液やマスクを買いに行き、早めの行動があったので何とか第一波を乗り切ることが出来ました。
いつ終わるか分からない恐怖の中、自粛要請が出て、家族とすら会うことが出来ない僕らはずっと不安を抱えての生活を強いられました。
そんな中、僕の大切なクライアントさんの中には色んな業種の方々がいて、コロナの影響をモロに受けて大打撃を受けている方もいらっしゃいました。
ということで今回は、コロナで経営縮小した飲食店のクライアントさんから請求額と違う入金があった、というお話をしたいと思います。
未知のウイルスとがやって来た時。
僕はコロナが只者ではないことを理解し、1月から準備していたからこそ、自分を守ることが出来たり、周囲の人たちに危険を伝えることが出来ました。
ただ、この未知のウイルスがもたらす社会生活への影響はここまで大きなものになり、長引くことになるとは予想が出来ておらず、色んな面で初めての不便さを感じることになりました。
ただ、当たり前のように自宅で引きこもり仕事をしていた僕にとって、そこまで生活が大きく変わるようなことではなかったので、コロナによる新様式の生活に対して、仕事による不便さを感じることはありませんでした。(むしろzoomが普及して楽になった)
ただ、お客さんと対面する仕事のクライアントさんが多くいる中で、リスクなく仕事が出来ている中で、「僕に何が出来るかを考える日々」が始まりました。
コロナ禍で僕の仕事が減ることは無かった。
僕の仕事はデザイン全般で、WEB制作や動画編集なんかも承っています。
オンライン向けのコンテンツとしては、多少コロナによって需要が上がったとは言えど、時代の流れ的に「需要が前倒しになった」ということであって、決してラッキーパンチではありませんでした。
そんな状況の中で、自分が今求められていること(時代が求めていること)が、まずお客さん自身が明確に感じる良い機会になり、今まで無くても大丈夫だったものが「あれば便利だ」ということに多くの経営者は気付くことになりました。
そんなこともあって、僕自身の仕事が減るということはなく、むしろ例年より少し増えたくらいでした。(技術力が上がっているのもあります)
僕の力が人を救えると感じた1年間。
まだまだコロナの脅威は猛威を振るっていますが、この1年間で僕が大きく成長出来た理由は、みんなが耐え忍んでいるコロナの期間を、耐え忍ぶのではなく、走り切ることが出来たということです。
きっと前衛的に行動出来なかったとしたら、いくら僕のようなクリエイターのお仕事でも、仕事がないという状況は当たり前にあったということです。
コロナがやって来てから「僕に何が出来るか」ということを考えた時、真っ先に思い浮かんだことが「貢献」でした。(恩着せがましい言い方ではありません)
在庫も持たず、人件費もかからない行動(スキル)自体が収入に変わる、比較的ローリスクで仕事が出来ることから、僕に出来ることは「僕が動き続ければ救える人がいる」ということでした。
そこから僕は、疲弊しているクライアントさん(飲食店が中心)のほぼ全てに、顧問契約の減額を提案し、いつ終わるか分からないコロナの期間中、追加での費用などをもらわずに仕事をするようになりました。
ここで「誰かを救いたい!」と思い切った行動に移せたことが、保守的ではなく前衛的に走り切れる結果になったと思います。
飲食店のクライアントさんから請求額と違う入金があった。
飲食店を経営している僕のクライアントさんは、コロナ前よりも経営は縮小しましたが、今も大変な時期を耐えつつチャレンジを続けています。
そんなクライアントさんから先日、顧問契約の月額費用が入金されましたが、僕が請求した金額とは全然違っていて、予定よりだいぶ多い金額が入金されていました。
すぐにクライアントさんに連絡をして「間違った入金額だったので返金対応をします。」とご連絡させてもらったところ、「今年は迷惑をかけて申し訳ない。来年も仕事をお願いしたいから。」と、意図して多く入金したことと、来年からも一緒に仕事をしたいという熱いメッセージをいただきました。
これまで自分のことでいっぱいいっぱいだった僕は、どうしても自分の生活のために保守的になりがちで、(家族以外の)人を背負うことなんて出来やしないと思っていました。
でも今年、コロナによる影響の中で僕は、ただがむしゃらに「僕が守れるかもしれないみんなを守りたい」と、自然に献身的な行動に移せたことで、自分自身の大きな自信に変わり、成長することが出来ました。
その結果、泣きそうになるくらいクライアントさんからの熱い言葉をもらったり、他のクライアントさんにも感謝されることが増えたり、最悪の状況の中にも明るいニュースを作ることが出来ました。
僕がこれから仕事をする上でも、これから人として生きていく上でも、成長出来た1年になったと思うので、この気持ちを忘れずに突き進んでいけたらと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。