意外と過去に自分の作った作品を見れていない事実。

クライアントさんとのお仕事は現在進行形でやっていることが多いので、過去にしたホームページ制作の制作物なんかはその瞬間からクライアントさんのもので、僕が確認することはこういうメンテナンス時期以外しかありません。

もっと確認しないといけない部分はあるんですが、基本的にバックアップを取ったりする際には確認できない部分だったりするので、表向きな確認は不具合に対応したりする際か更新する時くらいしかないんですね。

忙しいのはもちろんいいことではあるんですが、それだけに気を取られていて過去に自分が作ったものを確認出来ることで色々と発見することがあることに気付きました。

過去の自分の技術との再会。

こういった不具合に対応したことがキッカケで「昔の自分はこんなものを作ってたんだ」と、もちろん今にも出来る（今の方がより出来る）技術ではあったりしますが、今の自分が見てもよく頑張っているなという発見があります。

もちろん今作った方がよりクオリティが高いものを作れるのは当たり前なんですが、意外とこれはクリエイター目線的なマニアックな部分でもあったりするので、外見では分からないようなことが多いです。

ただ、今と昔では仕事量や作業スピードが違うのも思い返せるので、そう考えた時に「細かいところまで凝って作ってるなぁ」と当時の自分の褒めてあげれる部分や、それが今の自分に失われていないかの確認をする事ができます。

いつまで経ってもやってあげたいことばかり。

僕の仕事はお金稼ぎなんて二の次で、基本的に「困っている人がいたら助けてあげたい」という動機の元でお仕事をしています。（なのでお金の話をされると滅入っちゃいます）

今までもそうですが、現在進行形で沢山のお仕事の依頼をいただく中で、僕は営業なんかはしたことないんですが、どうしてもクライアントさんのお悩みを聞く中で「やってあげたい」が生まれてしまうんですね。

そこを「チャンスだ！」とは一切思わないんですが、いつも「僕はこう思うんですがどう思われますか？」みたいな感じで質問をすることはあります。（これって営業になるのかな）

そこでクライアントさんから「実は私も悩んでるんです…」みたいな事がすごく多いんですが、そういう流れで押し付けた営業ではない形で、クライアントさんのお悩みを解決出来る機会があるんですね。

そういう意味で僕は「超おせっかい野郎」なのかもしれないですが、お互いWin-Winになるためのサービスの基本ってそこから始まるんじゃないかなと思います。

定期的に行う何気ない情報整理が新しい気付きを生む。

で、さらに今回のようなハプニングに対応する中で、今後はどういう風に運営していってあげたらより親切に感じてもらえるんだろうってことを考えるようになるんですね。

もう何年も一緒にお仕事をさせていただいているので、過去に無かったツールが現在は主流になっていたりするので、そういったものへ差し替えることで管理がしやすくなることもあるんだって発見がある訳です。

もちろんお仕事の依頼でもなんでもないので、そこで掛かる工数に関してはお金は発生したりすることはないんですが、日頃の感謝の気持ちを込めてこういった部分を整備してあげることも大切なことなんだと感じました。

僕が個別で負担してやることばかり増えていけば助けられない人も増えて来るという中で、便利なツールを使ってクライアントさんとのコミュニケーションを増やしていく事で、別の部分でサポート出来る時間に使えたらと思います。

今回のハプニングを機に、普段からお世話になっている他のクライアントさんとの情報共有なんかの部分も、よりクリアで便利な形に見直ししていければと思います。（時間が掛かるけど徐々にやっていきます）

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。