お金の話をしたらみっともないと言われて育った幼少期。

今僕が幼少期に戻れたとしたらウェイトを上げて学びたいなと思うことは「お金の知識」だと思えるくらい、僕は（僕らは）幼少期からお金というものから遠ざかっていたように感じます。

僕は今34歳なんですが、これくらいの年代の人間が「お金の話をするとみっともない」みたいに感じていて、年収を隠したり、お金を稼ぐことが汚いことだと思ったりすることが多いと思います。

僕自身もそういう思考がありましたが、尊敬する先輩との食事の中で「収入額はありがとうの数だと思って胸を張れ」と言われたことがキッカケに、お金というものに対してより胸を張れるようになりました。

なのでもし自分に子供が出来たりした時には、僕は積極に的にお金について話すと思うし、それが今あるどんな教育よりもためになることだと今では信じています。

とあるオンラインサロンに入って変わった世界。

僕は今とあるオンラインサロンに入っていて、そこで語られるのは「お金に対する考え方」で、そこで感じるのは銭ゲバでもなんでもなく、もっとお金を身近に考えて上手く回すにはどうしたらいいかという思考力でした。

僕はそのオンラインサロンに入って収入が２〜３倍程になったのは事実なんですが、そこで取り組んだことは決してゴリゴリの営業や、見積り時の交渉とかではなく、より一層強くなった献身的な姿勢だけだったんですね。

要するに「ありがとうを言われる数が増えたから収入が増えた」ということだけで、会社員の方には当てはまらないかもしれませんが、僕の中で収入を上げるための行動はシンプルにそういうことでした。

ありがとうを言われるために行動していたら収入が増えて来ただけで、別にありがとうを押し売りしようとしているわけではなく、より自分の心に素直に行動するようになったというだけだったんですね。

収入が上がった割に増えた自己犠牲の数。

で、収入が上がったと言えば普通に考えれば「お金に堅実になった」という風に思われる方が多いと思うんですが、僕は周りから怒られるほど「見積りせずに作業を進めるクリエイター」だったりします。

例えばお仕事の依頼が来た瞬間に普通は見積りを出して、その上でこちらがデザインの提案をしていくことが普通だと思うんですが、僕の場合は話が来た瞬間に仕事を開始してしまう感覚なんですよね。

そんな感じでスタートしてしまうので、仕事を納めた後に「まだ見積りしてなかったんですが…」と、後から自分の仕事に対して値段を付けることが多々あったりします。

決してそれは良いことではないんですが、それくらいお金というものを目的として働かないスタイルなので、自己犠牲やそのタイミングでは損することはかなり増えたにも関わらず収入は増えたという不思議な構図が生まれるんですね。

お金に対してもっと身近に感じるべき時代がやってきた。

今回僕が言いたいことは、例え雇われの人であってももっと身近にお金のことについて考えてほしいということなんですね。

というのも、僕自身がフリーランスで活動している中で、雇われという形の人でお金に苦労している人って沢山いるってことを感じるんです。

もっと言えばフリーランスで困っている人もいるし、苦労しそうだからこそチャレンジ出来ないって人も多いと思うんですが、そこでお金に対してしっかりと向き合うことが出来れば可能性は大きく広がると僕は確信しています。

ほんの少しだ考え方のネジを付け替えるだけで行動は変わるし、行動が変わるだけで収入は変わります。

で、収入が変わるということは「自分が感謝を生めるタイミングが増える」ということなので、胸を張って突き進めるはずだと思います。

自分自身で考えて行動するしかないフリーランスという生き方の中で、自分のサービスによってお金をゼロから生み出すというのは本当に大変なことなんです。

だからこそ、そこに対する行動の価値を改めて考えてほしいなと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。