成長していると勘違いしがちな自己肯定感を上げるだけの努力。

こんなことを言うと角が立つかもしれませんが、今回僕はハッキリと自分が積み上げてきた継続や努力を通じて感じた「努力」についてお話しします。

まず言いたいことは、「頑張ること = 努力」であることは間違いないのですが、具体的に「努力 = 成長」ではないということです。

大半の人は「頑張れば努力」と思ってると思うんですが、本当の努力ってそういうことじゃなくて、それはただ頑張ってるだけってことなんです。

厳しい言い方ですが、それは成長していると勘違いしがちな自己肯定感を上げるだけの行動であって、僕が今回伝えたいのは「マインド次第でその努力が激変する」という希望なんです。

毎日ランニングと毎日ブログを継続してる中での努力の考え方。

例えばなんですが、僕は毎日ランニングをしていますが「毎日やる」ということにフォーカスしているからこそ、「長距離走を早く走れるようになりたい」ということが（明確に数字として分かる）成長として捉えやすいと思うんですね。

で、実際のところ「毎日本気で走って自分を追い込んでいる訳じゃない」というのが事実で、それこそタイムなんて過去と比べて全く速くなっていなければ、メンタルに関しても「現状維持」という状態なんです。

僕は毎日ランニングに対して「成長」なんて求めてないので、これは自分自身を（心身共に）保つためのルーティーンであって、これを努力なんかと思ったことがありません。

一方で、毎日ブログを書いているこれに関しては「自分がインプットするための最高のアウトプット」だと思っていて、日々自分の学びを定着させるための継続で、これこそが「努力 = 成長」であると僕は捉えています。

必要なことは明確な答えが出るための努力。

要するに、僕が言いたいことは「考えて行動する努力」こそが本当の努力であって、ただ何も考えずに自分を追い込むだけの努力は流れ作業でしかないということです。

過去に「松紳」という番組で、島田紳助さんが言ってた言葉を借りるんですが、野球選手がプロになっても500回素振りをするということは努力とは言えなくて、実際の試合ををイメージして本気でやる10本の素振りの方が価値があるということです。

僕は努力の本質に随分早く気付けたからこそ「独学でデザイナーになる」という無謀な夢を叶えられたと思うし、それはどういう風に努力したら効率的かを考えることができたからこそだと思っています。

意識して見たり行動したりすることを努力とする。

今回の発信は自分が努力していると思っている人にとっては少し嫌な思いをさせる可能性がありますが、僕はそのエネルギーをより良い方向に持っていってほしいと思ってこれを伝えています。

努力をする上で「行動する」ということがまず１ステップ目として大切で、それが出来る人はもう勝ったも同然だと僕は思っています。

ただその努力についてのマインドを「意識して行動する」という２ステップ目のマインドを持てば、その努力がやっと大きな意味を成すものに変わって来ると思います。

それは簡単な言葉で言うと「イメージトレーニング」ということで、それを自分のモノに出来た時には、頭の中で考えるだけで成長出来るということを経験出来ると思うんです。

僕は自分自身を「要領の良い人間」だと思えるのはその感覚を繊細に持っているからで、これを読んでくださっている方には、いわゆる脳筋みたいにはならないでほしいなと思っています。

今自分が費やしているエネルギーを最大限に活かせるようになれると、見えて来る世界が変わって来ると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。