なぜ「メンタル」によって行動が変わるのか。

まず「メンタル」によって行動が変わる理由は、その辛さを経験することに対して自分自身に起こり得る影響を理解出来ているという状態なので、何も知らないという状態に比べ我慢強くなれるということです。

若いうちはここが分かっていないので、目の前に提示された課題に対して「何故やらなければならないのか」という疑問を抱きながら行動に移していることが多いと思います。

もちろん１つ１つの行動の意味を理解した上で行動する方が、確実に自分の経験値として積み上げていけますよね。

こういったように、考え方を変えることでメンタルの質をより高めることが出来るんです。

若さに足りないものは「経験」である。

この、メンタルにとって若さがアダとなる部分があって、僕はそれが「経験」だと思っています。

先ほども言ったように「何故やらなければならないのか」という疑問を解消するためには経験が必要なんですが、経験が少ない若いうちは、このハードルを超えることが出来ずに今やるべき努力を見失ってしまうんです。

こういった積み重ねが、経験を積んでいく上で「あの時ああしてれば…」という後悔に繋がる部分になってくるわけですね。

若くして多くの経験をしている子供達が、周りの子にどんどん差をつけていく理由は、この部分に気付けるまでの早さが違っていると思っています。

そこからは、経験が先かポテンシャルが先かで、成長スピードにムラが出て来るんだと思います。(高校時代は怪物級でもプロに行ったら落ちる人とかまさにそう)

経験値のあるメンタルは時間を有効活用することにつながる。

こういった、経験を積んだメンタルを持っていることは、時間を有効活用することにつながります。

有効活用というよりは、時間をムダにしないといった方が適切だと思うんですが、「何故やらなければならないのか」の理由が明確な状態で継続出来る努力はかなり質の高いものに変わります。

思い返してみれば、僕が小学生から続けていたサッカーの中でも、やっぱり上手くなっていく子は個人技を磨いていたし、特にお兄ちゃんがいる子はその経験の差から、自分が上手くなるために必要な努力を理解していたと思います。

要するに、分かりやすく言えば、お兄ちゃんがいる子の成長が早い特徴こそが、周りの子よりも早く、お兄ちゃんからの影響による経験から質の良い努力を積んでいるということなんです。

人生が１度きりだと考えた場合は全ての経験は尊い時間である。

ここまでで、大切なことは努力や継続の質を高めるのは経験で、それを維持するのに必要なのがメンタルであると言いました。

で、例えばこれを小学生から理解してた人と、大人になってから気付いた人とでは、成長スピードには圧倒的な差が生まれることから、今回のタイトルにある「同じメンタルで人生をやり直したら成功する」ということにつながります。

ただ、これを読んでくれている人の多くは大人の方だと思うんですが、「じゃあもう手遅れか」と言えば、決してそうじゃありません。

先ほども言ったように、経験が先かポテンシャルが先かの部分も間違いなくあるので、その時その時で本気で取り組んだ努力は決してムダではないんです。(心と身体が噛み合ってない感じ)

この心と身体の均衡点というのは人によって必ず違うと思うので、僕が今回伝えたかったことは質の高いメンタルを常に保ち続けて目の前のことに取り組むことが大切だよねっていうことです。

この「努力」と「継続」と、その質を高める「経験」と、それを維持する「メンタル」の関係を理解すれば、これから自分が成長していく上ですごく大切なことになってくると思うので、今自分が取り組んでいることに落とし込んでみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。