自己を捨てに捨てた人生を生きて来て思うこと。

何度も発信しているんですが、僕は19歳の頃に一度自分自身の人格を捨てました。もう生きていても意味がないと本気で思ったけど、どう頑張っても（ヘタレなので）死ぬという勇気はなかったんです。

ただ、自分の人格を捨てたくて捨てたんじゃなくて、あの時はもうそれまでの自分を捨てるしかなくて、意地とかプライドとか立場とか、そんなもんは全部捨てて生きるしかなかったんです。

「この靴しか履かない！」とか「これは食べない！」とか、そんなこと言ってられる様な状況ではなくなり、新しい生き方を探し、新しい自分自身を見つける（作っていく）しかなかったんですね。

「生きてる意味ってなんだろう？」ってことを毎日のように考えていた時に、自分が今を生きていると実感できる証は『人からのリアクション』だったんですね。

「人の笑顔」を栄養にして生きている。

僕はそんな人生を歩んで来たので、本当に心の底から『人の笑顔』を自分自身のエネルギーとして生きていて、それがなかったらきっと生きた心地がしないんだろうなと思ってるんです。

だからこそ、家族や友人の悩みなんかを聞いてる時に、「自分基準の悩み」なんかを聞いているとホントむしゃくしゃするんです。

なんか「自分が良くなりたい」って思って選択をしている時点ですごく浅いと思ってしまうし、僕はこれまでの人生で自分のために行動を選択したことなんてたったの１度もないんですよね。僕は自分の周囲に笑顔があればそれで良いんです。

そんな僕に対して、あーだこーだと自己を通そうと意見して来られた時にはやっぱり腹が立つし、言い返したい部分はあるんですが、きっと伝わらないんだろうなって思ってしまうんです。

自分は守られている立場で意見を言ってくる人間。

多くの人の場合「自分の最低限を確保した状態」で意見を言ってくるんですよね。僕はそういう部分に本当に憤りを感じます。

例えば、自分は家が確保された上で人に「出ていけ！」と言ったら、その人はもう帰る場所はないじゃないですか。

行く場所がなくなれば、ホテルを借りたり、友達の家に泊まらせてもらったり、そういう選択をせざるを得ない様になってくる。僕はこれまでの人生でそんな経験を沢山して来ました。

自分にだけ保険があって、もっと言えば、それを第三者に依存している状況で、自分が自分の力で守られていると勘違いしている人間がホントにホントに腹立たしいんです。都合良いよなって思います。

惨めな人生だけど、僕の周りには笑顔が溢れている。

ただ１つ救いなのは、僕の選んできた人生の中で唯一誰にも干渉されなかった「お仕事」だけは、いつもいつも笑顔に溢れているんですね。

僕は今、それだけが生き甲斐で、やっぱりこの仕事を選んで、何よりも「独学でフリーランスデザイナーになる」って夢を諦めなくて良かったなと。

また別の発信でお話し出来ればと思うんですが、僕のクライアントさんってホントに素敵な人ばかりなんです。

今僕を立たせてくれているのはお仕事であり、そこから生まれる笑顔であり、それ以上でも以下でもありません。

リスクを背負わずに、自分だけ守られて、そんな人間に相手している暇があれば、僕はこういう大切な人たちにもっともっと笑顔を届けたいと思うようになりました。

そして今は出来る事が増えて、守れる人（笑顔に出来る人）も沢山増えて来たんですね。だから僕は、自分が憧れて夢を追いかけて、その先にあったこの道で自分の信念を貫き続けていきたいなと思いました。

なんだか今日はまとまりのないちょっと荒れた文章なんですが、僕の大切なクライアントさんとのエピソードもまたお話出来ればと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。