ホームページ制作の受注が止まらなくて。

コロナ禍でホームページ制作の受注がすごく多くなったことは必然だったのかなとは思うんですが、ここ最近でもホームページ制作の依頼は尽きることはありません。

というのも、僕は一切の営業をしない人なので、シンプルに口コミや紹介のみの依頼を待っているだけでパンクしている状況なので、営業をし始めてしまえばきっと手に負えなくなってしまうような状況になると思います。

これに関しては、自分のデザインに対する感性や技術に対してのクオリティが上がって来たこともあり、他では頼むことの出来ないこととして依頼が集中しているんだと思います。

すごくすごく嬉しいお話ではあるんですが、時間と体力が全てであることは間違いないので、僕はここ最近のこの問題を解決するべく「変化を受け入れる」という選択をしました。

制作会社での実務経験がないからこその非効率。

僕はデザイナー（クリエイター）という職業をやっているのですが、実は制作会社での実務経験もなく、なんだったら完全独学でのいきなりフリーランスデザイナーだったりします。

そんなこんなで、チーム制作みたいなものを経験したこともなければ、それぞれの作業について効率的な方法はなんなのかを知る術がありませんでした。

全てが我流になってしまうので、どうしても非効率な部分があったりすると思うんですが、その非効率な部分にさえ気付かないような感じで、知らない間に時代錯誤になっていたりするんです。

なるべくアンテナは張るようにしているんですが、問題を解決するための「変化を受け入れる」という部分に関しては、「変化に気付く」という前提があってこその話なので、ここではまず気付けるということが必要なんですね。

ホームページのコーディング作業を１から見直した。

これまで８年間クリエイターとして活動して来た僕は、ホームページ制作にて使っていたツールがずっと固定されていた状況でした。

そんな固定されたツールを１から見直して、新しいツールを導入するべくここ１年の間に勉強を始めて使いこなせるようになったツールが２〜３個ほどあったりします。

その間もお仕事の依頼はずっと継続してあるわけですから、時間がないということはもちろんだったんですが、それでも時間の先行投資だという判断で一時的な非効率を承知で勉強を続けました。

その回あってか、それらの新ツールを導入したことによって制作の流れがゴロッと変わり、簡単に言えば軽量化が進んだことによっていろんな部分でのコスパが上がりました。

未来を見据えて新しい技術を学ぼうとする時の先見の明。

ツールだけではなく、それを機会にコーディングの方法を全て変えてみたところ、これまで１ヶ月に制作が可能だった工数が倍以上に膨れ上がり、色んな変化を感じることが出来るようになりました。

スピードは上がるし、１度書いたコードは使い回しが利きやすくなったりと、もっと早く導入しておけば良かったと感じるくらいの変化でした。

ただ、どこかのタイミングで必ず必要だった変化だったと思いますし、こういうチャレンジをやり続けていくことが大切なんだと思います。

「先見の明」というとちょっと大袈裟なことになるのかもしれませんが、自分のスタイルを築いていく中で「そろそろ準備ておいた方がいい…」みたいに思える感覚は大切だと思います。

特にクリエイターなんかは、選り好みしたり、自分が正しいと思いがちなフリーランスでの活動ですが、こういう柔軟な姿勢を持って新しいことを取り込んでいきたいです。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。