【デザイナーの営業の仕方】僕がフリーランスデザイナーとして生き残れる理由。
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【デザイナーの営業の仕方】僕がフリーランスデザイナーとして生き残れる理由。

2020.08.18
2020.08.18

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

先日、Twitterでお知り合いになった学生の方から、フリーランスデザイナーになった経緯やお金のことなどを教えてくださいと言っていただき、1時間弱zoomで会話させて頂きました。

話はそれますが、最近こういった感じで「お話聞かせてください」というオファーを結構もらうんですが、僕の根性論の話をして今の若者に響くのか不安です。

その中で「仕事をもらうための営業はどのようにされていますか?」という質問があったんですね。

そこで僕は改めてどんな営業をしているのか考えたんですけど、結論を言えば「営業はしたことがない」ということでした。

僕はフリーランス5年目で、順調に収入が少しずつ上がっている状況なんですが、これまでの活動の中で営業は一切したことがないんですね。

ここでタイトルの「営業の仕方」を全力で否定している形になっているのですが、最後まで読んでもらえれば理解してもらえます。(安心してください)

社交場に言って名刺を配ったりも一切しないので、せっかく作った名刺が全く減らない状態です。

でも、仕事の量は年々増えてきていて、昨年頃から「専属デザイナー・顧問デザイナー」のような、会社入ってデザイン全般のサポート契約でやらせて頂くようなお仕事も増えてきました。

で、「何故、営業を一切やっていない僕に仕事が来るのか?」を考えました。

結論から言えば「全てのお仕事に全力で取り組んでいる」ということです。本当にシンプルです。

ということで今回は「デザイナーの営業の仕方僕がフリーランスデザイナーとして生き残れる理由についてお話ししたいと思います。

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「デザイナーの営業の仕方」感情の伝わる作品を作り続ける。

僕はデザイナーになりたいと思った時の初心として「人が前を向けるメッセージを届けたい」ということがありました。

FOURTEENという屋号で活動しているのですが、スローガンは「言葉をデザインする」です。

制作実績 : http://14-fourteen.com/

僕は専門学校にも行ったことがなく、デザインに関して偉そうなことは口が裂けても言えないのですが、感情を込めるといった部分に関しては胸を張って仕事しています

僕のデザインからは「“クライアントさんに寄り添う”というメッセージ」が、まず届いているということです。

以前、海外の超巨大イベント「FEEL JAPAN」などを手がけている友人がいるんですが、僕の制作実績を見せたところこんな言葉をかけてもらいました。

仕事がらいろんなデザイナーさんに発注してるから、デザインも写真もやり過ぎやろってくらいこだわってるのがわかるよ(笑)クライアントさんに寄り添ってるのもすごく伝わってくる。綺麗に整ったテクニカルなデザインができる人はたくさんいるけど、ここまで意思のこもったデザインは中々見ないな~。このまま突き進んだら凄いデザイナーになると思う!

友人からの言葉

この言葉は嬉しすぎましたね。(泣きました)

彼は現在、僕から見ればあり得ない高さのところで仕事をしているので、僕が一緒に仕事をする可能性があるとすれば、まだまだ先の未来かもしれません。

ですが、いつかきっとこういう大きな仕事も任せてもらえるようになって、「独学でもここまでこれるんだぞ!」って、夢を持つ人たちに勇気を与えたいなって思います。

自分が作った作品で泣けない作品はいらない。

クライアントさんに寄り添った仕事が大切だと言いましたが、それは一体どういう基準かが分かりにくいと思うので説明します。

要するに「自分が泣けない作品は、クライアントさんも泣けない」ということです。

これどういう意味かわかりますか?

そのクライアントさんに「どこまで感情移入出来ているか?」ということが、その作品のクオリティを決めるということです。

しっかりと感情移入出来ていれば、自分が作った作品でも。クライアントさんの立場として笑顔になったり、泣けたりするわけですね

僕は作品のゴールをそこに設定しています。

人はその感動を、人に勧めたいと思う。

美味しいものを食べたら「ここのお店美味しかったよ!」って紹介するのと同じで、デザイナーの仕事にも同じようなことが起こります。

僕が新規でお仕事の依頼をもらうのは全て「紹介」で、SNSの発信力はゴミのようにありませんが、仕事は年々増えていっています。

ただ、これに関しては、奢っていることは一切なく、僕自身も「なんで?」と思っています。(たまに不安になります)

正直、自分ではデザインのセンスなんてほとんどないと思っています。(クライアントさんが褒めてくれるだけで嬉しい)

そのセンスの部分を何で補っているか?というと、最大の取り柄である「クライアントさんに寄り添う」という部分です。

僕は「クライアントさんが希望したもの」を形にするのが圧倒的に得意なデザイナーなんです。(そのデザインが良い悪い別で、クライアントさんの理想を形にする)

きっと僕を紹介してくれる人は「自分のやりたいと思っていることを叶えてくれるデザイナー」って感じに伝えてもらっている方が多いのだと思います。(多分)

クライアントさんのゴールに寄り添う。

少なくとも、自分で事業をしようとか、サービスを作りたいと思っている人は「自己主張」があります。

例えば、こんな風なデザインで、こんな風に宣伝をして…といった感じに。

もちろん僕も経験から、絶対に違うことは「やめておいたほうがいいです」と、一応意見を言ったりしますが、最後にそれを決めるのはクライアントさんです。

なので、最終的に大切なことは「クライアントさんの意思を取り込んだ作品」を作るということだと思っています。

例えば、ヒアリング時に好きなものなどを聞いたりしておいて、「六角形」が好きなクライアントさんのデザインには、ひっそり六角を忍ばせるとか。

その中で出来る限り、クライアントさんの思いが、ターゲットに届くような提案や制作を行うことを心掛けています

求めていることがクライアントさん毎に違う。

そして、僕がもう1つ心掛けているのは「クライアントさん毎にサービスを変える」ということです。

例えば、チラシ1枚にしても「ガチガチにデザインを作り込んだもの」と「シンプルでスピードを求めたもの」とでは、作業量が圧倒的に違いますよね?

こういう部分で、サービスを一定にしてしまうと、きっとクライアントさんには業務的な感じに写ってしまうと思います。

なのでこういう部分をしっかりと見極めて、クライアントさんに寄り添ったサービスを提示するようにしています。(普段からお世話になっている方、困っている方とかを基準に)

僕のクライアントさんはこの辺りをすごく理解してくれているのですが、「ビジネスとしてやっている方」と「ボランティアとしてやっている方」などの違いとかも、多少なりあると思っています。

そこで、なんの理由もなく「安くしろよー!」というクライアントさんは僕の周りにはいません。ですがが、もし、そういう人がいたとすれば、お断りするか、逆に高い値段を提示したりするかもしれません。

クライアントさんとは、家族である。

僕が仕事をする上で「金銭」という浅い付き合いでお仕事をしているクライアントさんはいません

過去にそういう目で僕を利用していたクライアントさんは、クオリティに応じて少しずつ値段を上げていく上で勝手に消えて行きました。

僕はクライアントさんを家族だと思って仕事をしています

きっとこれが、「僕が営業を一切しないでここまで生き残っている理由」だと思っています。

僕がやるべきことは、僕に対してこれだけの費用をかけると誠意を見せてくれたクライアントさんに、それ以上のサービスを提供する。

シンプルにそれだけです。

どんな工夫をされてますか?と聞かれても、「クライアントさんの立場・気持ちになっているだけ」としか答えられないんです。

今回のコロナで、特に店舗を持つクライアントさんはすごく苦労されていました。お店をいくつか閉めることになったクライアントさんもいました。(辛い現状を僕に伝えられなくて、ずっと黙っている方もいました)

それを知った僕は、すぐにこちらから値下げの提案しました。(困った時はお互い様です)

逆にこれを白状したところで、コロナでそれほど困らなかったクライアントさんから「それならうちも値下げしろよ!」なんて言うクライアントさんは、僕の周りには絶対にいないと思います。(いたら教えてください何かの形でお返しします…全力で)

ただもし、今困っていないクライアントさんが、今後困るようなことがあれば、僕は身を投げてサポートして行きたいと思います。(僕が困ったらハイボールだけは奢ってね)

そのためには僕に体力(資産・健康)を残し続ける必要があるので、新しいサービスを考えることや、普段の運動をこれからも頑張って行きたいと思います。

皆さんも一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer