完全独学でフリーランスデザイナーになった僕の「チャンスの掴み方」
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完全独学でフリーランスデザイナーになった僕の「チャンスの掴み方」

2021.09.22
2021.09.22

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

お仕事が忙しくなってくるとふと昔のことを思い返すことがあり『自分も少しは大きくなったなぁ…』と、感慨深くなる瞬間があります。

こういう時間は僕にとって、初心に返る時間としてすごく大切で、『今が恵まれているだな』と思うことでまた気を引き締めた一歩を進める瞬間になっています。

ということで今回は、完全独学でフリーランスデザイナーになった僕の「チャンスの掴み方」、についてお話ししたいと思います。

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完全独学・コネなしという環境のキツさ。

完全独学で師匠と呼べる人もおらず、お仕事をもらえるようなコネもなく、それでもどこかに勤めることもせずに、いきなりフリーランスデザイナーになるという無謀な夢を持って活動を始めたのが約10年ほど前のことでした。(デザイナーになった理由は過去記事をご覧ください)

関連記事 : デザイン知識ゼロだった僕がフリーランスデザイナーとして個人事業主になった理由

もちろんデザイナーの仕事はゼロで、ご飯を食べるためにパートやアルバイトとして働きながら、休みの日や、空いている時間全てをデザインの勉強に充てていました。

アルバイトで稼いだお金は事業の資金としてほとんど貯金に回して、必要最低限のお金でパソコンを買ったり、デザインに関する教本を買ったりと、今思い返せば、報われるかどうか分からない根拠のない努力をやり続けていた自分が本当に(バカで)すごいなと思います

普通なら、どこかの制作会社に就職したり、アルバイトととして入ってデザインを勉強しながら、デザインのいろはを学んだ上で独立することが近道だったのかもしれません。でも、今の僕は、その道を通って来なかったこそあるんだとも思います。

がむしゃらに始めた「365 DAYS DESIGN PROJECT」

もちろんど素人の僕に相手から優しく声をかけてくれるような環境もなく、当たり前のように仕事の依頼はゼロなのでお金を貰うことは出来ません。『将来デザイナーになるために勉強してるから、もし何か仕事があればやらしてほしい!』とお願いしたところで、僕にチャンスはありませんでした。

『自分から行動を起こさないとダメだ…』と思い、デザインの勉強と、自分がデザイナーになるというSNSで発信し続けることを兼ねて、「365 DAYS DESIGN PROJECT」というのを始めることに決めました。(僕のInstagramの投稿を遡ってもらえたら全部投稿し直してます)

Instagram : https://www.instagram.com/kohta_fukui/

名前の通り、「1日1つのデザイン」を作り、それをFacebookに毎日投稿するというものでした。

今のようにデザインソフトの扱いに慣れているわけでもなく、1つのデザインを作るのに半日くらい掛かってしまう状況の中、アルバイト以外の時間は全て家で引きこもりのようにこの活動に充てていました。

そしてこの活動が100日を超えたくらいから少しずつ、僕が本気でデザイナーを目指していることがやっと周りの人に伝わるようになり、200日を超えたあたりから小さなお仕事の依頼を少しずついただけるようになったんです

この活動をする中で1番大変だったのはネタ探しで、ネットでいろんなデザインを検索して、良いなと思ったものを真似したり、実際に外に出て、街の中に溢れている広告の写真を撮りに行ったり、パンフレットやショップカードを持ち帰ったりしていました。(今も家の段ボールに大量にしまってあります)

チャンスは与えてもらうものじゃない。

フリーランスという生き方は、雇われの人のように「時間を売る」という感覚の仕事ではなく、「技術と人間を売る」という生き方だと僕は思っています。

要するに、雇われの場合は雇用の都合でその人に頼むしか出来ないけれど、フリーランスの場合は、自分よりも他に良い人がいれば、相手は好きに自分の好きな人をその都度選べるわけです。

自分の行動1つでチャンスを掴むことが出来るし、反対に自分の行動1つでチャンスを消してしまうこともある。「努力は報われる」と断言したい気持ちはもちろんありますが、一方でかなりハイリスクな生き方でもあると僕は思います。(特に僕のようなコネなしの完全独学なら尚更)

このコロナ禍の時代、終身雇用が消え去り、全国総フリーランス時代になって来つつあると僕は思っていて、そんな中で「時間を拘束されていればお金はもらえる」みたいな雇われの感覚だけを持っていては本当に危険だなと思うわけです。

そんな感覚では絶対にフリーランスでは生き残ってはいけません。常に自分で自分のケツを叩いて、約束されていない明日を迎えるために、スキルを磨くための努力と勉強をやり続けていかないといけないんですね。

フリーランスとしての「チャンスの掴み方」

僕は今が楽しいし、それこそ実際に毎日自由に楽しく生きているので、多くの人は僕のことを見て『フリーランスって楽しそうだなぁ』って感じに見えていると思います。

でも1つ言えることは、「チャンス(仕事)は待っていてもやって来ない」ということです。

僕が「手を抜いて納品したお仕事には次(の依頼)がない」ということはザラにあるし、体調が優れないから(やる気が起きないから)と休んだ日はもちろん収入はゼロで、その体調不良で休んだ1日の納品の遅延によって仕事を打ち切られることだってあるんです。

僕はものすごく泥臭く生きてきたパターンの人間かもしれないんですが、フリーランスの生き方って「努力で始まり努力でつなげる仕事」だと思っていて、結局、待ってても仕事は来ないので、報われるか報われないかの努力やり続けて、こっちからアクションをしていくしかないんですね。

YouTuberでも、TikTokerでも、インスタグラマーでも何でも同じですが、毎日頑張っていても有名になれる保証はないし、だけど、根拠は無いけどその道を選んだならやるしかない、いつかチャンスを掴むためにやり続けるしかないんですね。

フリーランスとして仕事をもらうって大変なことなんです。想像以上だと思います。

そこに商品を置いておけば売れるわけじゃなく、全国で何万人、何十万人の中から自分を選んでもらうことの中には、信頼とか積み重ねて来たものも必要になってくるんですね。

だから、僕はデザインと関係なくても、1つの信頼の表現として、自分だけのキャラクターを手に入れるためにこうやって、毎日ブログを書いたり、ランニングをしたりしています。これだって側から見れば「無意味な努力」かもしれません。

だけど僕にとっては、これも1つの大切な「報われるか報われないか分からない努力」なんです。夢を叶えたいのであれば、自分からやれることは無限にあると思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer