【京都の夏】コロナ第二波の中で思い出す、小学校時代の懐かしい夏休み。
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【京都の夏】コロナ第二波の中で思い出す、小学校時代の懐かしい夏休み。

2024.01.08
2020.08.07

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動しています。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,300日(20207月現在)を突破しました。

外出自粛で運動不足やストレス発散が出来てない方は、僕が毎日欠かさずやっているダイエット効果バツグンの自宅トレーニングをまとめたのでチャレンジしてみてください。また、外に出て運動する方へ、これからの時期持っていると便利な「コスパ最強のランニンググッズ」を紹介したのでこちらも合わせてご覧ください。

先日、自宅から片道6kmにある「京都・嵐山」にランニングで行ってきました。

時間は14時頃、全国的に見ても京都の夏は”猛暑”で、時間帯的にも案の定めちゃくちゃ暑く、サウナに入ってるかのように汗が吹き出し続けていました。

嵐山の渡月橋が見える場所に到着し、ソーシャルディスタンスを気にして、遠くからその情景を眺めていました。

去年までの京都の夏と言えば、「人の音」が鳴り響いていました

僕は人混みが苦手で、人気の観光地という場所はどうしても避けてしまう傾向にあります。(疲れちゃうので…)

でも今年の京都の夏は「自然の音」がしました

ということで今回は、「京都の夏」コロナ第二波の中で思い出す、小学校時代の懐かしい夏休み、という話をしたいと思います。

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コロナ第二波の中「Go To トラベル」がスタート。

コロナ渦中、観光業を立て直すということでスタートした「Go To トラベル

旅行代金の何割かがお得になる政府の取り組みですが、今のコロナの状況を見ている限り、しっかりとしたコロナ対策を行った上での決行は致し方ないのかなぁと思います。

感染者数だけを見ればかなりヤバく感じますが、明らかに準備知識として、4月の状況とは雲泥の差くらい違うわけです。(コロナ対策がほぼ確立し馴染んだ状態)

経済の悪化で失業者が増えた場合に起こる、命を落とす人の量を考えた場合に、これはある意味で”命を守る政策”と言っても過言ではないと思います。

そして何より「誰だって休みくらいは外に出たい」と思うわけですね。

じゃあ万全な対策をして、例年に比べて無理はしない程度にお盆休みを楽しもうってなんかちょっと平和で良い感じですよね。

ランニングで立ち寄った「京都・嵐山」の今。

話は戻りまして、先日ランニングで行った京都・嵐山ですが…

日曜日の14時頃といえば、例年であればいつでも人混みで悲惨な状況なんですが…、今年は本気を出せば人数を数えられる程度のまばらな感じでした。

京都の観光地といえば「人の音」がする感じですが、今年はセミが鳴く声、川が流れる音、その奥に小さく人の声といった感じで「自然の音」が聞こえてきました

京都はここ数年で一気に観光都市として生まれ変わったイメージです。

日本に住んでる人にとっては、京都は昔から人気の観光地だったと思いますが、そのターゲットが「外国人観光客」に変わったんですね。

全体的に見て、僕のイメージで申し訳ありませんが「そこに住む住民や日本人観光客を無視した設計」が目立つようになりました。

取り壊されたり、間違ったリノベーションが施工される町家文化。

僕のおばあちゃんの家は、いわゆる京町家という並びの中にあるお家なんですが、その近所にある古い町家も、ここ数年の間に、もの凄いスピードで「ゲストハウス」に変わっていきました

正直、リノベーションされた建物は、それこそ表面的な町家で、どこも似たり寄ったりの「小洒落た感じ」です。

僕はこれを「文化が壊された」と思っています。(ほんと寂しい)

受け継がれてきた文化を受け継ぐ人は、その文化を深く知る必要があると思ってるのですが、そんな基準は一切なく、「町家って京都の古い建物だよね?」ってレベルの知識の人間たちが、古き良きをただ壊していくんです。

それが嫌だと思うのは「お金のため」だからです

お金のために取り壊されたり、リノベーションされた町家は、お金の匂いがしなくなれば捨てられます。(ゲストハウスにしとけば金になるって感覚しかなかった時期がありました)

京都という街が愛される所以であるこの文化を、無知な人間がお金の為に変えていく。ここ数年で京都はそんな風に変わっていったと感じました。

外国人観光客が増え過ぎたことで、そこに住んでいる人たちの行動範囲は明らかに狭くなりました。(お年寄りも多いからね)

コロナで閉業したゲストハウスも沢山あると聞きますが、今後は、もっと文化にリスペクトを持って、古き良きを受け継いで行ってもらえることを僕は祈ります。(新しく生まれ変わるのは仕方ないことだけどね…)

大好きだった京都の夏。小学校時代の懐かしい夏休み。

僕が小学校の頃(1997年~2003年頃)は、毎年、夏休みまるまる1ヶ月間、僕は京都の祖父母の家で過ごしてました

お祭りに行ったり、鴨川で川遊びをしたり、お墓参りに行ったり…、毎日のように京都を走り回っていました。

当時は、四条河原町にある高島屋や大丸まで、ずっと続くアーケードの道を自転車で行ったりしていましたが、正直、今では考えられません。人が多過ぎて自転車が禁止?になりました。(というか乗れる状態じゃない)

京都にゲストハウスなんてものは無かったと思います。(知らなかっただけかも)

田舎に行けば感じる、当時のノスタルジックな自然の夏休み感を、その頃は京都でも十分に感じられたんです。

でも、今はもうそれはありません。

ただ、先日行った京都・嵐山では、少しそれを感じることが出来たんですね。

コロナ渦中、暗いニュースばかりですが、違う見方をすれば「当時のノスタルジックな京都を楽しめるのは今しかない」ということでもあります。

まだ予断は許さない状況でもあるので、無理な外出は控えた方がいいかもしれません。

ですが、この夏、行く先を考えておられる方は、ぜひ、今しか味わえない京都をご家族でひっそり楽しみに来てください。(おこしやす)

あと、京都はめちゃくちゃ暑いので熱中症対策もしっかりして来てくださいね。

市内は車を止めるところがほぼ無い(駐車料金がめちゃくちゃ高い)ので、少し京都市内の外れにある観光地(駐車場付き)を探されることをお勧めします

暑い日が続きますが、コロナ対策をしながらリフレッシュ出来るように頑張りましょう。

僕も頑張ります。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer